中学・高校の社会の勉強

2015.12.28 Mon

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中学・高校の社会の勉強

カナダでの中学・高校の社会の勉強について、質問をもらいました。返事がおそくなって、すみません。できるだけ多くの人の役立つよう、より一般的な形にして回答してみます。

Q 「教科書以外に、何を参考にしたらいいですか?」

僕の知ってる範囲でも、日本とカナダはかなりちがう。

たとえば、日本の教科書はわりと薄くて小さい。カナダの教科書は分厚くて、サイズがデカい。イメージで言うと、カナダの教科書は、図鑑とか百科事典というくらいにデカくて、ずっしりと重い。「日本の教科書+参考書+問題集=カナダの教科書」って感じ。

それと、日本の本屋で、中学・高校用の参考書や問題集をたくさん売ってるのを見たけれど、カナダでは、そういうのは、あまり売ってない。

だから、感覚がちがうのかもしれないんだけれど、
「教科書以外に何をやったらいいのか?」を考えるよりも、「まずは、きちんと、教科書を読むこと」が大事だと思う。そして、授業をよく聞いて、先生にどんどん質問に行くこと宿題をちゃんとやること。たぶん、それだけでも、へとへとになるくらいの量だと思う。

でも、心配な気持ちはわかる。英語が母国語じゃない人間にとって、理系科目より、英語や社会が大変なのは当然だ。

それと、社会の場合、英語力の問題だけじゃない。カナダ人の親のもと、カナダで育っていれば、いつの間にか身についている知識が、留学生の場合、欠けてたりする。僕もそう。

僕の経験を書く。こんなことがあった。
12歳の時だったかな。ある日、ニュースで、ジャスティン・トルドー(現在のカナダの首相)の名前を知った。有名な政治家だってことは、そのときの報道から感じられた。でも、僕はまだ子どもで、それ以上は、よくわからなかった。ただ、トルドーという名前に、強い引っかかりを感じた。というのも、そのころ僕は高校1年で、「社会10」と呼ばれる科目を勉強していて、カナダの歴代首相の名前をおぼえていたからだ。その中に、ピエール・トルドーという名前があり、記憶に残っていた。まさかとは思ったんだけれど、何かピンときて、(ひょっとして関係ある?って思って)、自分で調べてみた。そしたら、「親子だった!」 

二人が親子だってこと、僕はそのとき初めて知った。でも、あとでわかったんだけど、カナダ人にとって、ピエール・トルドーと、ジャスティン・トルドーが親子だってことは、いわば常識。だから、カナダ人の高校1年だったら、(ジャスティン・トルドーが首相となった今では、もちろんだけれど、3~4年前だって)、二人のこと、勉強する前から何となく知ってても、不思議じゃない。

だけど僕は、自分で調べるまで、知らなかった。その代わりと言ってはなんだけど、僕は、たとえば、源頼朝と源義経が母親はちがうけれど兄弟だってことや、源為朝が彼らの叔父にあたるってことは、知ってた。たぶん、ほとんどのカナダ人は、こういうことは知らない(常に例外はある。源為朝のことにくわしいカナダ人空手家に会ったことがあるので、全部のカナダ人って言うことはできないけど)

つまり、中学・高校の社会の勉強をはじめる前から、何となく常識として知ってる知識が、ちがう。だから、その分、うんとがんばって、必要な知識を身につけないといけない。


それと、高校の社会の場合、
(1) 知識を身につける
だけじゃなくて、
(2) 知識を前提に視点をもって分析するといったエッセイを書くことが必要になる

でもまあ、がんばってれば、何とかなったりする!

(英語人でも、自然にエッセイを書くのが得意になるわけじゃない。それに、カナダ人の親がいても、高校の社会の範囲は広い。けっきょく、自分で勉強するしかないのは、同じ。)

僕のアドバイスとしては、
1.教科書をしっかり読む。 
(ものによっては、メモノートを作ってもいいと思う。あまりやり過ぎると、時間足りなくなるから、注意が必要だけど)
2.授業をよく聞く。
3.先生に質問する。(内容だけじゃなくて、勉強のやり方もふくめて質問する)
4.宿題をきちんとやる。(プロジェクトや、エッセイ書きなどがあるから、いろいろ図書館やネットで調べることも多いと思う。宿題をやることで、エッセイ・ライティングの準備にもなると思う)

それから、
5.ニュース報道を聞いたり・読んだりすることは、プラスになるかも。
6.歴史については、僕は、John GreenYouTubeビデオを少し見た。復習としてザッと流すのにいい。

あと、宿題でたくさんやると思うけど、
7.エッセイ・ライティング
実際に、いろいろ書いてみる!先生に相談するのがおすすめ)

それから、
8.プロビンシャル・イグザムの場合、ウエブサイトに出ている過去の問題をやること。

念のため、僕は、
9.プロビンシャル・イグザムの前に、先生に聞いた問題集も、ざっとやっておいた。(問題集の名前は覚えていないんだけど、そもそも、プロビンシャル用の問題集って、僕が受けた当時、2種類くらいしかなかったんじゃないかな―僕が知らないだけかもしれないけれど) ネットで調べれば、出てくると思う。ただ、まずは、教科書だと思う。

がんばってください 

以前書いたのも、参考になると思うので、こちらも、ぜひ見てください。
カナダ高校社会、統一試験の結果
John Green 早口英語

そのほか、中学・高校時代については、僕のブログの「中学・高校」や「大学に向けて」のところに書いてあります。

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高校について(質問への回答)

2015.03.15 Sun

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高校について(質問への回答)

いろいろな質問や、会って話を聞きたいといった連絡をもらっているのですが、それぞれに返信することは、ちょっと難しいです。それとブログ上でお答えするのも、(気持ちはあっても)、今、なかなか厳しい状況です。

そこで今日は、(書く予定のテーマを変更し)、できるだけ多くの方の参考になるように、複数似た質問があったことがらについて、書こうと思います。僕が通ったカナダの高校に留学したい、あるいは、転校したいけど、どうでしょうか?という質問です(この質問は、よく受ける質問のひとつです)。

まずは僕のブログに書かれている話、ぐーぐる先生からの情報などを知ったうえで、参考にしてください。

そもそも、僕の高校は、(ふつうの公立高校だけど)、プログラムは、かなり特殊です。

授業の時間数は、他の高校より少ないです。でも、テストや宿題、実験などはかなり多い方だと思います。つまり、(小学校のように)いつも隣の席が同じ人という状態でたくさんの授業を受ける、というタイプの学校ではありません。むしろ、大学に近いやり方です。

少し講義を聞いたら、あとは自分で勉強し、自分から先生に質問に行くやり方。だから、自分でドンドン進んでいくのが好きなタイプの人には、向いています。

でも、自分から先生にガンガン質問に行くことが苦手なタイプだと、少しサバイバルが厳しくなるかもしれません。

こういった特殊なプログラムの中で、上手にサバイバルするには、
(A) 自分から、先生やまわりに、(英語で)話しかけていける性格であること
(英語でのコミュニケーションが苦手だと、この点、ちょっと厳しくなるかもしれません)
(B) 自分で計画をたててその通りに実行していけるタイプであること
が、とても大事だと思います。
(自由な校風なので、ずっと遊んでて、あとでヤバい!ということもあり得ます。一言でいうと、大学みたい。大学風のやり方が好きなタイプと、もっとキッチリしばってほしいというタイプで、向き・不向きがあると思います)

あと、
(1)1ヵ月くらいの語学留学
(2)1年くらいの短期留学
(3)カナダの高校を卒業し、英語圏の大学進学を目指す留学
のどれにするのかで、学校の選び方が、ちがってくるかもしれません。

(1)の場合: 都市部の方が、語学学校が多いと思います。
(2)の場合: 僕は、どちらかと言えば、都市部より田舎をおススメします。
(田舎に行けば行くほど、よりカナダらしい雰囲気が味わえて楽しいと思うからです)
(3)の場合: これも僕は、どちらかと言えば、田舎の方をおススメします。
(田舎の方が英語母国語人の割合が多いので、英語力をつけるには良い気がするからです。もっとも、田舎へ行けばいくほど、ガリガリ勉強しない気がするので、楽しくても、遊び過ぎずに、しっかり勉強することが大事だと思います)

その他、
カナダは、あちこちに、IB(国際バカロレア)校があります。私立だけじゃなくて、公立でもあります。IB校は、国際的評価がとても高いようなので、それも検討するといいと思います。

どこの学校でも、短期でも長期でも、とても楽しい留学生活を送ることができると思います!

僕は思ったことを書きましたが、留学相談は、プロの方達がたくさんいらっしゃると思うので、いろいろな方に相談することをおススメします。

また、もうすぐ、カナダ留学フェアというのがあります。カナダ大使館が相談にのってくれます。主催はカナダ大使館で、日本の外務省、文部科学省、東京都が後援してるフェアです。たくさん情報が得られると思うので、留学を考えている方には、強くおススメします。
カナダ大使館主催「カナダ留学フェア2015春」特設サイト

カナダ留学フェア 2015春

後援:外務省・文部科学省・東京都

小・中・高校/語学学校/カレッジ/大学/IEC・ワーキングホリデー

【東京】

  • 3月20日(金) 17:00~19:30
  • 3月21日(土) 11:00~18:00
  • カナダ大使館
    地下鉄銀座線、半蔵門線、大江戸線「青山一丁目」駅 徒歩約5分

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カナダの高校(リニア制とセメスター制)

2015.01.13 Tue

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カナダの高校―リニア制とセメスター制
Linear System   v.s. Semester System

久しぶりの更新です。更新のない間も、たくさんの訪問、応援、拍手コメント、カギコメント、メッセージなどをいただき、感謝しています。どうもありがとうございます。

冬学期のターム2が始まり、2週目に入ったところ。今日は、カナダのアカデミック・イアーについてちょっと書いてみます(例外を言い出すといろいろあると思うけど、ざっくりとだいたいのところを書いてみます)。

日本のアカデミック・イアーは、4月に始まって3月に終わる。カナダは(っていうか、カナダの小学校と中学・高校は)、9月に始まって6月に終わるのが基本。この話は前にも書きました。今日は、そのつづきの話。

カナダのアカデミック・イアーには、リニア制とセメスター制がある(その他の制度もあるけど、省略)。リニア制は1年かけて勉強する制度で、セメスター制は1年を2つに分けて勉強する制度。

たとえば、高校の場合、1年に8科目勉強するのが基本なんだけど、リニア制では、1年間ずっとその8科目を同時並行して勉強する。セメスター制では、前半に4科目、後半に4科目というように分けて勉強する。みなさんだったら、どちらのやり方がやりやすいでしょうか?

リニアの場合、1年はさらに3つの学期に分かれている。1学期は9月から12月、2学期は1月から3月。3学期は4月から6月。でも、1学期→2学期→3学期と、勉強は同じ8科目を継続する。セメスターの場合、前半が9月から1月、後半が2月から6月。前半に勉強する4科目と、後半に勉強する4科目は、別の科目だ。

What is the difference between a semester and linear school?
In British Columbia, students normally complete eight courses per year. In a linear school, students begin all eight courses in September and complete them in June. In a semester school, students complete four courses from September to January, and then another four from February to June. Some students prefer linear schools while others prefer semester schools. Both systems provide an excellent learning experience.
sd41から)

僕の知る限り、カナダの小学校は全部リニア制。始まる時期が違うだけで、日本の小学校と同じ。

でも、カナダの中学・高校(セカンダリー・スクール。ハイスクールと呼ぶときもある。僕のプロビンスだと中学・高校一貫校)には、リニア制とセメスター制の二種類のタイプがある(さらに違う制度の学校のことは省略)。

だから、カナダの中学・高校に留学するときは、どちらのタイプが自分の好みか、考えておくといいと思う。

どちらも良い面と悪い面があると言われている。
リニア制だと、薄く長く多くの科目を同時に勉強する。それぞれの科目を忘れないでコツコツ勉強できるのが良い。その反面、一気に集中して勉強しにくいと言われる。1年間ずっと同じ8科目を同時に勉強するのが基本イメージだ。
セ メスター制だと、少ない科目を集中して勉強するのでギュッとまとめて勉強できるのが良い。その反面、進むスピードが速くて大変だとい う意見もある。同時に勉強するのは原則4科目だけど、その代わり、1年分を半年でやるイメージだ。

もともとは、カナダのハイスクールも、全てリニアだったらしい。セメスターの方がシステムとしては新しい。セメスターだと、ファイナル・イグザムの時期がずれるから(1月に4科目、6月に4科目)、リニア(6月に8科目ファイナル)より、生徒にとって負担が少ないということから始まったみたいだ。確かに、この点は、セメスター制の良いところだ。でも、セメスター制への批判も聞く。たとえば、数学のような積み重ね科目の場合、「半年集中して勉強して、次の半年全く勉強しない」というやり方で学びながら上の学年に進んでいくより、一年間通して毎日少しずつ勉強する方が身につきやすいから、リニアの方がいいんじゃないかという意見が出てきた。とはいうものの、セメスターだと少ない科目を集中して一気に勉強できるので、その科目のコツをつかみやすい、苦手科目を一気に挽回するチャンスがある、という反論もある。

まあ、最終的にどちらのタイプのハイスクールを選ぶのかは、好みの問題でもある。

留学するタイミングという意味では、セメスターの方がチャンスが多いかもしれない。セメスター制のハイスクールだと、年に2回(9月と2月)、新しく科目が始まる。だから、新しく入るのに、9月からと2月からの2回のチャンスがある。リニアの場合、新しく科目が始まるのは9月からの1回だけだ(たとえば2学期の最初である1月から入ると、講義は1学期の内容の続きになってるから、その科目の途中から入ることになる)。ちなみに、僕の通った高校は、リニア制の学校です。

で、大学はどうかというと、セメスター制をとってる。でも、高校のセメスターとはまたちょっと違う。またそのうち。それではまた。
つづきは、こちらカナダの大学のアカデミック・イヤー

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留学生のサバイバル術

2014.03.23 Sun

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留学生のサバイバル術

公開コメントで質問を受けましたので、こちらに返信を書いてみます。
僕がアドバイスするというのも、おこがましい気がしますが、何かの役に立つかもしれないので、思ったことを書いてみます。

> 数日前もコメントさせていただきましたが、カナダに高校留学中です。グレード10に今年の2月から入りました。

 今年の2月に日本からカナダに来て、グレード10からスタートしたということですね。ということは、リニア制じゃなくてセメスター制の高校っていうことかな。だとすると、まだ、コースがはじまったばかりですよね!

> 2ヶ月近く経ちましたが、英語が中々伸びずに焦っています。授業は簡単なアートや体育などで大丈夫だと思いますが、できるだけ早く英語による障害をなくしたいと思っています。

 最初のセメスターだから、英語に慣れるためにアートや体育などから始めたということなんだと思います。あせる必要はないけど、英語に慣れるためには、たくさん時間を使って、ひたすら努力する英語人の何倍も、英語の勉強をする必要があると思います。

以前、似た質問を受けたとき、ここに書いたことがありますので、よかったら見てください。
(かなり、力をこめて、書いたヤツです。)
語彙力アップ!日本人留学生、English 11のサバイバル方法

僕がどんな風に英語を勉強したのかは、こちらです。
英語学習

> 大学は日本の医学部か、違う学部を卒業してから、医学部学士編入試験を受けようと思っています。医者になりたいのです。

 目標をしっかりもっていて、素晴らしいなと思います。

> そこで、理科や数学を伸ばしたいのですが、今のままじゃ、良い成績を取れないと思います。英語の本を読んだり、ラジオを聞いたりしているのですが、今から理科や数学の予習もしておいた方がいいでしょうか?今、何をするべきか全くわかりません。気持ちばかり焦ってしまって…忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。

 やる気があってとてもいいなと思います。まずは、学校の先生に相談しまくるというのは、どうでしょう?待っていないで、積極的にこちらから相談に行くのがいいと思います。迷ったら、いつも、「一歩、前へという感じが大事だと思います。

それとグレード10(高1)数学のことですが、
普通に数学が得意な日本人であれば、カナダのグレード10(高1)数学は、数学という意味では、難しくないんじゃないかという気がしています(もちろん人によるので、断言はできないんだけど・・・)。

僕は、ハイスクール(高校)で、カナダ人に、グレード10(高1)数学などを教える仕事(先生の助手)をやってきました。そして、多くのカナダ人生徒達が、(英語は困っていないんだけど)、グレード10数学では、かなり苦労しているのをたくさん見てきました(数学の助っ人仕事)。だから、苦労している人の気持ちを考えると、「簡単です!」と言ってしまってはいけない気がします。ただ、正直な感想を言うと、日本の中学受験の算数(すごくおもしろかった!)に比べて、カナダのグレード10数学は(コンテスト用数学を別にすれば)、かなりシンプルと感じたのも事実です。僕自身、グレード10数学は、日本の中学受験のかたわら、2ヵ月で1年分を終えました(僕が、今、学校で習っているのは大学1年数学)。僕のケースはかなり例外かもしれないけれど、他にも、(英語が得意ではない)留学生の人たちの多くが(主にアジア系の留学生ですが)、カナダ数学を得意としていて、得点源としているように見えます。

数学が苦手なタイプの(英語はよくわかる)カナダ人(たくさんいます!)より、英語は苦手でも数学は得意というタイプの留学生(主としてアジア系。ロシア系も。)の方が、カナダ数学ができる、ということは、よくあることです。

だから、グレード10(高1)数学の場合、、応用問題や説明のところの英語が理解できるなら、英語が母国語じゃなくても(日本の数学が得意であれば)、結構スイスイやれるんじゃないかなって思うのです。あと、Scientific Calculator (サイエンティフィック・カリキュレーター)の使い方を覚えることは必要です。
関連話題:
算数と数学 
数学―中学受験の算数の勉強はとても役に立つ!から、一部引用しておきます。
2年前に、グレード10(高1)数学について書いた話。
日本の中学受験の算数の勉強をしたことは、カナダの Provincial Exam に、とても役に立ちました。Problem Solving 文章題も、Geometry 図形問題も。ただ、まあ、テスト範囲は、少しちがうんだけど。たとえば、Pythagorean theorem (ピタゴラスの定理)は、日本の中学受験の算数においても常識になってるけど、日本の中学受験では、Rootルートの計算や、Cube Root キューブ・ルートの計算は、やらないし、Trigonometry (sin・cos・tan)のことは全く知らなくていいです。でも、Provincial Examでは、1 : 1 :√2や、1 : 2 :√3  が図形問題の中で使えて、Trigonometry (sin・cos・tan)(三角法)の文章題が解けることが必要です。円や角度、立体図形が関係する問題は、中学受験の勉強がかなり使えます。あと は、Linear Equations and Graphs (関数やグラフ)の問題と、ハイスクール Math の計算って言えばいいのかな、Exponential Equation (乗数が入ってる計算)が出ます。exponents (乗数)がネガティブだったり8^(-70)、分数だったりする4^(1/2)場合の計算。それと、Cube Root キューブ・ルート(∛2)が入っている計算とか、あと、factoring など、そのほかいろいろ範囲に入っています。

次に、科目ごとに必要とされる英語力についてですが、

体育やアート 数学 理科 社会 英語(特に、エッセイ書きやスピーチやプレゼンテーション)、という順に、英語力が必要になる気がします。

言葉で説明されても、実際に自分でやってみないと、具体的なイメージがわかないと思います。
学校の先生に相談して、グレード10の数学や理科の教科書を貸してもらい(頼めば、結構、貸してくれると思います)、やれるかどうか、試してみたらどうでしょう?実際に、自分で教科書を読み、問題をやってみたらいいと思う。何十ページか教科書を読んで(説明と例題をよく読んで)、それから実際に問題をやってみれば、やれそうかどうかわかると思います。教科書は分厚くて(500ページ以上ある)、説明がていねいです。その他、問題も解答ものっています。

ポイントは、とにかく何でも積極的に
迷ったら、いつも、「一歩、前へ
まずは、「プールに飛び込め」です


それと、せっかくカナダにいるのだから、勉強の他に、クラブ活動やボランティア活動をするというのは、どんなもんでしょう?クラブ活動やボランティア活動を通じて、カナダ人と英語で話す機会を増やしたらいいのではないかと。日本語を教えてあげるというのも、とてもいいと思います。日本のアニメが大好きというカナダ人は、結構います。

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ちょっとおまけの女子話題

2014.03.20 Thu

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ちょっとおまけの、女子話題

2学期最後(3月なかば)のころの話。あるアジア系カナダ人(高3女子)が、白人カナダ人(高3女子)といっしょに、化学の先生に話しかけてきた。ちょうど僕も化学の先生といっしょだったので、四人でちょっと話した。

そのアジア系カナダ人(高3女子)は、高3化学の成績が70%くらいだったそうで、かなりガックリしていた。彼女は、他の科目はすべて、90%以上とれたというから、かなり成績が良い生徒。で、僕の化学の成績を聞いてきた。「化学は95%だよ。」と答えたら、「え~!あんたで、それなの~!」と言った。僕が去年のTop Award受賞者なのを知ってるから。化学の先生は苦笑いしてた。白人カナダ人(高3女子)は60%くらいだったそうだけど、成績は気にしてなかった。

それから、その二人の高3女子たちは、化学の先生と僕に向かって、留学生グループのうわさ話をはじめた(彼女たちは、僕のことは、留学生とは思っていない。僕はカナダ人じゃないけど、こっちにいる時間が長いからだと思う。彼女たちが「留学生グループ」と呼んでいるのは、「カナダに来て1~2年の、ほとんど英語を話さない人たち」のことだと思う)。「留学生たちって、(英語で)話しかけても、すぐに逃げて行っちゃう!いつもグループで固まってて、別の言語で話してる。」って言ってた(留学生の人数は少ない。でも、集団で、英語じゃない言語を話してるから、ビミョーに目立つ。カナダ人高3女子たちは、留学生グループに何度か話しかけたところ、無視されたことがあったようで、ブツブツ言ってた)。もっとも、留学生グループの中に、一人だけ例外女子(カナダに来て1年半)がいて、カナダ人グループとも打ち解けて話すので、その例外女子のことは、「妖精さんみたいで、感じいいよね~。」って話してた。確かに、その例外女子は、僕にもよく話しかけてくれるし、いつもニコニコしてて、とても感じが良い。カナダ人英語とはちがうけど、積極的に英語で話しかけてくる。十分通じる英語だ。

他の留学生たちは、もしかしたら、英語が苦手で逃げたい!っていう意識なのかもしれない。だから、ぺらぺら英語人スピードで話しかけられると、うわわわわあって逃げたくなるのかも。まあ、僕も、以前学校で、知らないお姉さん達に質問責めで追い込まれそうになって、思わず無視して(逃げて)しまったことがあるから、人のことは言えない。

英語はいいんだけど、知らないお姉さん達に質問されるっていう心の準備ができてなかった。その知らないお姉さん達は、手に、ピンク色の、おまけに、なんかすごく長い長い長~い質問リストを持っていて(パッと見たら、50個くらい質問が書かれてた)、「趣味は?飼ってるペットは?犬と猫とどちらが好き?遊びに行く場所は?好きな本は?・・・」とか、たたみかけるように聞いてきた。思わず、「三十六計逃げるにしかず!」っていうか。 だから、まあ、苦手なことから逃げたい気持ちは、理解できます。 (僕も、「あの小僧、無視して逃げたな。」って思われただろうな。ま、その通りなんだけど・・・。あの時のお姉さん達へ、すみませんでした。ここで、ひっそりとあやまっておきます。
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牛の解剖

2014.02.25 Tue

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Cow Dissection 2
牛の解剖 その2


今日、学校で、僕の生物12の先生じゃない、別の生物12のハッシー先生に声をかけられた。自分の担当の先生じゃなくても、時々、話をしたりするから、よく知ってる先生。

「翔、今、牛の目、余ってるんだけど、解剖するかい?」
「はい。よろこんで。やります!

ってことで、予定にはなかったんだけど、牛の目の解剖をすることになった。ちょうど、フリーブロックで、僕は、理科の学習室にいたんだ。先生に教えてもらいながら(説明書もある)、僕が切った。経験を積むことができて、ラッキーだった。

僕の生物12のクラスは、9月にやった羊に続いて、今度は豚の解剖をやる予定だったんだけど、豚が集団で病気になってる可能性があるということで、中止になってた。

羊のときは、僕は、肺を担当した。その時の話はこちら。
Sheep Dissection 羊の解剖
今回は、牛の目。解剖は二度目だけど、あまり上手に切ることができなかった。
牛さん、ありがとうございました。

高校2年のときに見学した「牛の解剖(その1)」の話は、こちら。
Cow Dissection 牛の解剖

牛の目の解剖の動画はこちら。(英語:5分17秒)
Cow Eye Dissection: Video Lab Series
注意苦手な方は、動画のリンクをクリックしないように
(僕のもらった説明書とは、やり方がちがう。いろいろなやり方があるんだと思う。)

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学校で大騒ぎ(オリンピック)

2014.02.21 Fri

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学校で大騒ぎ(オリンピック)

カナダで大人気の冬のスポーツ
と言えば、それは、ホッケー

今日、学校で、大騒ぎ! 
アイス・ホッケーで、カナダ(女子)が、アメリカに3-2で勝って、優勝 したから。
2-0からの驚異の逆転 おまけに、OT(オーバータイム)で決勝ゴールを決めたってこともあって、
そりゃもう、熱狂なんてもんじゃなかった!  五輪はこれで4連覇だし。

Canada wins gold in women's hockey with OT goal

Read more:
http://www.ctvnews.ca/sochi/canada-wins-gold-in-women-s-hockey-with-ot-goal-1.1696107#ixzz2tvfNiiEK

Poulin said. "We never gave up and believed in ourselves.
プーリン 「決して諦めなかった。最後まで自分たちを信じていた」



えっ。学校で授業中のはずの時間帯なのに、なんで大騒ぎなるのか?って。

それは、ある先生(僕の先生じゃないです)が、「まあ、これも勉強ですから。」とか言って、大画面でテレビをつけて、オリン ピック観戦!をし始めたわけです(先生自身が、リアルタイムで見たかった可能性も大ですが)。そしたら、本来、その科目をとっていない生徒たちまで、どんどん、その教室に集まってきてしまって。 そういう情報って、生徒間で、すぐに伝わる。で、他の教室はガラガラになって、その教室は人があふれかえる大人気状態。オリンピック・ホッケー観戦ルーム!となったらしい。らしい・・・というのは、僕は、人から聞いた程度で、あとは「数学学習ホール」で真面目に勉強していたから。僕みたいな生徒は少数派。
多数派は、テレビを見に行ってしまった。でも、数学の先生たちは、ちゃんと、「数学学習ホール」にいてくださった。おかげで、たくさん数学の質問ができて、すごくラッキーだった! 

みんなの勝利の雄たけびがすごかったです!!! 

ちなみに、僕の今日の時間割は、こんな風。       
 登校後(朝):ホームルーム(学習計画表の提出)
 1st  Block(1時間目): (授業) AP Calculus   (大学1年の数学)
 2nd Block(2時間目): (授業) Chemistry 12   (高3の化学)
 3rd  Block(3時間目): (フリーブロック) Free Block 
   Lunch (昼休み)
 4th  Block  (4時間目): (テスト) AP Calculus のテスト
 5th Block (5時間目): (テスト) AP Calculus のテスト
 下校前:ホームルーム(学習計画表のチェック)

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最近の出来事

2013.11.29 Fri

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最近の出来事

なかなか更新できず、すみません。m(_ _)m
そんな中でも応援してくださって、本当にどうもありがとうございます!
深く感謝しています!

さすがに、Grade 12 (高校三年生)!やることがGrade 11(高校二年生)より多いです。
書くネタはたくさんあるんだけれど、アップする時間がとれない・・・。

いろいろなボランティア活動生徒会活動、Scholarship (スカラシップ)関係大学訪問大学の授業見学Mini Med Schoolテスト、そして、空手のスペシャルセミナーへの参加など、いろいろなことがあった。

空手では、クラスのアシスティング(アシスタント・インストラクターとして教えたり、先生が教えるのをヘルプする)の他、ちょっと前から、時々、「僕が、空手のクラスを教える(先生は、その場にいない。)」ことになりました。これって、信頼されてるってことで、ものすごく名誉なこと 先生の期待やみんなの期待に応えられるよう、がんばっているところです。

空手のスペシャルセミナー(大人向けの3日間セミナー)やその後の食事会では、去年に引き続き、通訳(日本語・英語)の仕事もしました。これも、本当に名誉なこと。少し慣れてきたのか、去年よりうまくできた気がする。それにしても、通訳って、本当に難しい。日本語も英語も同じくらいわかるけど(両側の気持ちもわかったりする)、いざ訳すとなると、そのまま直訳したら通じないことが多い。どの程度の範囲で意訳するのか、ってところで悩むわけだけど、瞬時(しゅんじ)に判断しなきゃいけない。意味がちがわないようにしつつ、通じるように説明しなくちゃいけない。かなり難しい。

ハロウィーンの時は、ハロウィーン・パーティのオーガナイズヘルプなどをやりました。もうGrade 12なので、以前のように遊んでもらう側じゃなくて、小学生を遊んであげる側です。
今年の僕のコスチュームは、これ。実は、目のあたり、化粧(けしょう)してる。ちょっと変な気分。
                  
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図書館関係では、ずっと継続して、小学生に、本読みを通して、英語の読解を教えています。その他、シニアの人たちに、ウインドウズ8の使い方を教えたりとかも。これは、とても楽しいボランティアで、時間があったら、くわしく書きたいところ。

大学の講義は、教授が許可してくださったので、ちょっと幅を広げる意味で、哲学の授業を聞いてきました。 Socrates ソクラテスと Plato プラトンについてです。"I know that I know nothing"(「無知の知」)や、The Socratic problem (ソクラテス問題)についてなど。ソクラテスは本を書いておらず、主にプラトンを通じて僕らに知らされている。僕達は、本当にソクラテスを理解しているって言えるのかってことなどについての議論。この講義ですごいと思ったのは、教授の一方通行じゃなくて、教授の講義、生徒二人の PowerPoint プレゼンテーションに続き、みんなが、ガンガン、手を挙げて発言してたってところ。ものすごく活発な議論が行われていました。

教授が、TA(Teaching Assistant、給料をもらって教授のお手伝いをしている大学院生)の人を紹介してくださったので、聞いてみたら、「教授達は、生徒達が講義に積極的に参加することを好ましく思う傾向がある。もちろん、それぞれの教授によるけど。特に、この教授の授業は、発言しやすい雰囲気だからね。みんなとても積極的だよ。」って教えてもらった。

そう言えば、去年、別の大学で、別の教授の許可のもと、物理のオナーズの講義を聞かせてもらったんだけど、そちらでも、結構、みんな、授業中、手を挙げて質問してた。その教授も、「わからないことがあったら、遠慮せずに、どんどん質問してね。授業中に発言していいからね。こんなバカなことを聞いたらいけないって思わなくていいよ。君が疑問に感じることは、まずまちがいなく、他の生徒だって、わからないって思っているんだから。」って言って、みんなの発言をうながしていました。

生徒会活動の方も、いろいろなイベントがあって、次から次へとやることがある。この間のFundraisingでは、一日で5000ドル以上(50万円くらい)売り上げた。このお金は、ガーナへ送ることになっている。学校作りをサポートするためだ。生徒会活動でのイベントも、ブログに書きたいところ。

環境保護関係の活動は、学校外でもやってるけど、学校内のクラブ活動でもやってる。こちらは、先日、クラフト・フェアがあったばかり。僕もお手伝いした。売る品物作りもたくさんやったし、当日の売り子もやった。クラフト・フェアのFundraisingの売上はかなり大きい。入場料もとってるんだけど、町の人たちがたくさん来ていろいろ買っていってくれる。売上金額は、計算中。

日本語を友達に教えるのも継続中!

Mini Med Schoolは、高校では学べないことをたくさん学んでいます。講師陣がすごいです。カナダのあちこちから、糖尿病研究の学者達がやってきて、いろいろなことを教えてくれます。おかげで、糖尿病については、かなりくわしくなりました。まだ実用化されていない新しい治し方のアイディアについてまで、いくつか学ぶことができました。医学もどんどん進んでいるなあって思った。

DNAやテロメアのところは、Biology 12 (高校三年生の生物)での、僕の現在のプロジェクト課題です。物理にもとても興味があるんだけれど、最近、化学や生物の方もすごくおもしろいなあという気がしてきています。

英語関係では、エッセイを書きまくっています

テストもたくさんあるし、勉強もかなり忙しいんですが(高三の理科を3科目とっているので、特にやることが多い)、いわゆる勉強以外のことも、充実した毎日です。

あと、ものすごく名誉に思う出来事があったんだけど、それは、またの機会に。

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学業成績の表彰式

2013.10.30 Wed

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Awards Ceremony 表彰式

なかなか更新できない中、訪問してくださったり、コメントしてくださったり、応援してくださって、本当にどうもありがとうございます!

次から次へと、Big Waveというか、いろいろな出来事がやってくる。書くネタはたくさんあるんだけれど、アップする時間がとれない。学校内外でのいろいろな種類のボランティア活動、Scholarship (スカラシップ)の応募、大学訪問と大学の授業見学、地区のGiftedミーティング、Mini Med School、ラボ、そして、数学・化学・英語のテストなど、いろいろなことがあった。

Scholarshipは、この間のに加えて、また、ある大口Scholarshipに、nominateされた。すごく名誉なこと。とてもうれしい。

まもなくHalloween
今年は、Halloween Partyのボランティアもやります!

さて、今日の話は、10月の第二週のこと。学校で、学業成績の表彰式があったときの話。

これは、アカデミック科目のうち、主要な科目(数学は除く。数学の表彰式は既に終わってるから)についての表彰式。昨年度の成績をもとに表彰される。

僕は、Physics 11 (物理11) と Chemistry 11 (化学11) で、Top Award (最優秀者賞)をもらった。ちなみに、僕は、数学、Pre-Calculus 12 (理系大学進学用の高3数学)Top だった(数学は、表彰式などが別で、ずっと前に発表されてる)。

これで、数学、物理、化学と、理系の3科目を制覇(せいは)した感じ


English 11 (英語11)も、ひょっとして一番かな?ってちょっと甘い期待をいだいていたんだけれど、英語は、一番を逃した英語は、カナダ人女子生徒が一番の賞 (Top Award)を取った。英語は、僕もかなりいい線行ってたはずなんだけど、このカナダ人女性は、Writing 11のコースでも一番だったそうだから、スゴイって思う!僕は、理系なので、Writing 11は取ってないんだけど(その分、理系科目を多く取ってる)、文系に進む生徒でも、Writing 11 や Writing 12を取らない生徒は多いらしい。それを真正面から勝負して、高く評価された生徒ってことだ。英語は相当強いにちがいない。

それと、僕は、学校長賞(メダル)をもらった。

校長先生は、僕を表彰するとき、「ところで、翔、君は、何歳かね?」ってみんなの前で僕に質問した。校長先生はもちろん答えを知ってる。知っててわざと聞いてる。僕は、少し、気恥ずかしくなって、 小さい声で、「14歳です。」と答えた。そしたら、校長先生は、とても大きな声で、「翔は、14歳です。どうです、みなさん!」って生徒みんなに呼びかけた。

僕は、みんなが嫌な気分にならないか心配だったんだけど、それはどうやら杞憂(きゆう)だった。拍手だけじゃなく、「ヒュー・ヒュー・翔!」と声援を飛ばしてくれた生徒達が結構いたのだ。驚いた。全く、期待してなかったから。すごく暖かい雰囲気だ。うれしい。

この表彰式が原因かどうかはわからないんだけど・・・・その後、前より、女性陣からお声がかかる回数が増えた気がする。もちろん、デートのお誘いじゃなくて・・・

「翔、ここ、わかんないから、教えて!」っていうのばかりなんだけど・・・。

人の役に立てるのはうれしい。だから、聞かれたら、時間が許す限り、ていねいに答えるようにしている。

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生徒会役員に立候補!

2013.10.17 Thu

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生徒会役員に立候補!

カナダは、Thanksgivingの連休が終わったところ。カナダのThanksgiving Dayについては、去年書いたので、こちらをどうぞ。感謝祭 Thanksgiving Day 

さて、ちょっと前の話になるけど、
Grade 12(高校3年)になって、僕がしたこと!
生徒会役員への立候補

Student Council
生徒会)のメンバーになることは、そんなに難しくない。必要なのは、やる気だけ(僕も、去年からStudent Councilのメンバー)。

これに対して、Executive Committee(生徒会の役員会)に入るのは、かなり難しい。まず立候補。候補者全員が演説。そして生徒から選挙で選ばれるのが基本。この仕事はやりたがる人が多く、結構、激戦!

Executive Committeeの仕事は、生徒を代表して学校側と話し合いをしたり、各種イベントを 企画・組織したり。Fundraisingをしたり、Donationをしたり。いろいろ。実行はStudent Council全体でやるけど、Executive Committeeは、みんなのリーダーとして、全体を組織・指揮する。

今年は高校生活最後の年。一歩、前へ出ようと決意。
生徒会役員選挙に打って出たんだ!

選挙で当選する枠(わく)は3人だけ(加えて、先生達は、落選者から3人追加指名できることに)。


さて選挙!
立候補したのは、Grade 12(高校3年生)の8人みな、僕より3歳年上。身体もデカイし、語りもうまい。

一人だけ3歳年下・・・そんな僕に、みんな、投票してくれるだろうか?自分達のリーダーとして認めてくれるだろうか・・・不安がなかったと言えばウソになる。

立候補者全員がスピーチを終え、投票。開票は先生達が担当。

 

さて結果!
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

選した!!!! 

僕は、生徒達からの投票で、上位三名以内に入った!!!(投票数や順位は公開されなかったのでわからない。)

みんなの投票による当選だ。すごく嬉しい! なぜ投票してもらえたのか、自分でもわからない。
でも、とにかく投票してくれたみんなにむくいるためにも、残念だった他の候補者のためにも、精一杯頑張ろう!って思う。

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羊の解剖

2013.09.25 Wed

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Sheep Dissection
羊の解剖

の解剖授業があった
昨年度の解剖授業は、だった(その話は、こちら牛の解剖)。前回(僕がGrade 11のとき)、解剖したのは先生達。生徒はそれを見学。先生達が解剖した後、僕たち生徒は、ゴム手袋をして、触って様子を見るっていう授業だった。

下の動画1.のように、肺に空気を入れてふくらます実験もやった。Vacuum Cleaner(掃除機そうじき)の逆みたいな機械(空気を出す機械)を使って、肺の管から肺に空気を入れる。すぐに、ふくらむ。空気を吸ったり吐いたりしてるとき、肺がどんな風に変化しているのか、この実験をすると一目瞭然(いちもくりょうぜん)だ。

今年は、僕たちGrade 12(高校3年生)が、羊の内臓を解剖をした。Grade 10とGrade 11は見学。

僕が解剖担当したのは、肺(Lung)。
去年の経験があったせいか、落ち着いてできた気がする。

みんなできれいに切り分けて、紙の上に置いて、よく見えるようにした。
いろいろ観察して、それから、写真を撮った。さらに、切り刻んで、それぞれの臓器の中がどうなっているのかもよく見た。

注意見たくない人は、動画のリンクをクリックしないように!
興味がある人は、こちらの動画をどうぞ。
1.空気を入れて、肺をふくらませる実験動画(約30秒)。
Lung inflation1
2.Northern Arizona Universityの「羊の心臓の解剖」(Sheep Heart Dissection)動画(約12分。ゆっくり英語)です。
BIO202L Sheep Heart Dissection

今年度は、もう一回、解剖授業がある。
次は、の解剖。
生徒一人に豚一匹って聞いた。・・・えっ。マジ?

羊さん、どうもありがとうございました。

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今年度卒業するんだって?

2013.09.20 Fri

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今年度、卒業するんだって?

学校が始まって3週間。
このところ、学校で、先生達から声をかけられる。
僕が習ったことのない先生達(僕のことを知らないはずの先生達)からも・・・・・。

内容は、だいたい同じ。
「お~い。翔。君、今年度卒業するんだって?すごいな。がんばれよ!」って。

今まで一度もしゃべったことのない先生達にも、僕の「名前と顔と学年」がセットになって、バレてる。

人相つきのおふれ書き」でもあるのか?

でも、暖かく応援してもらえて、とても、うれしい。

・・・・秋は、勉強や実験ラボだけじゃなくて、行事がいろいろある。
ボヤボヤしてると、あっという間に、冬だ。

がんばろう!

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Grade 12(高校3年生)になった!

2013.09.04 Wed

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Grade 12(高校3年生)になった

今日から学校スタート。新学年の始まり。

僕にとっては、高校生活最後の年。
今日からGrade 12(高校3年生)!
日本だったら、僕は、今、中学2年です。)

このまま順調に行けば、14歳でカナダの高校卒業となる。
来年の今頃は、大学生になる予定。早く大学で勉強したい

Grade 12のコースワークは、Grade 11より密度が濃い。
コースファイナルの試験を、遅くとも5月半ばまでに受けないといけない。
6月の第一週はもう卒業式。・・・

秋から冬にかけては大学見学各種行事
冬になる前に大学アプライ

州の統一試験(プロビンシャル・イグザム)もある。
これは、40%の比率で成績表に反映される重要な試験。
統一試験の成績が悪いと高校卒業できないし、この試験の成績は志望大学に通知される(合否決定材料の一つ)。

それと忘れちゃならないのが、スカラシップ(奨学金)の申請。結構大変らしい。エッセイを書いたり、面接を受けたり、時にはプレゼンテーションをしたりなど・・・。でも、それくらいは当然だ。だって、「返さなくていいお金」を頂くのだから(スカラシップは、返さなくていいお金)。お金をあげる財団側からしたら、どんな生徒にお金を出してやるのか、しっかり見極めたいはず。
Scholarship(スカラシップ)は、親の経済状況と関係なく、生徒本人の成績と課外活動で決まる。がんばった生徒への「ごほうび」っていう扱い。
大学の学費くらい、自分でゲットするのが「カナダ流」だ。


加えて、卒業式の準備もいろいろある。

あ、そう言えば、APのこと、まだ書いてなかった。
僕、Grade 12(高校3年生)の数学は、すでに終えてる(成績は99%だった)。
先生にドンドン先に進むようススメられたから。そこで今年の9月からは、
APコース(大学1年レベル)に入ることになりました

APというのは、Advanced Placement のこと。高校で大学レベルの講義やテストが受けられる。高校でのコースファイナル試験とは別に、特別な試験を受けることができる。その成績が良ければ、その分、大学に単位認定してもらうことができる(大学によるけど)。ちなみにAPは、そもそも、アメリカの制度。だから、カナダでは、アメリカほどには流行ってないかも。
とはいうものの、高校の数学APコースには、かなりの数学オタクが集まっているとのウワサも。ちょっとワクワク。・・・ちなみに僕は、最年少らしい。(カナダには、その他、IBっていうのもある。学校による。)

勉強の他に・・・・
秋には僕が実行委員となって進めてきたイベントもあるし、その他いろいろなボランティア活動もある。
もちろん、ピアノと空手も続ける。
やること満載!

がんばるぞ~

勝手ながら気分は日本代表。カナダで頑張っております。

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The Suite Life of Zack & Cody

2013.07.30 Tue

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The Suite Life of Zack & Cody 
サマースクール(2)


サマースクールと言えば、ア メリカの人気テレビ番組「The Suite Life of Zack & Cody」を思い出す(もう終わっちゃったけど、spin off である The Suite Life on Deck とともに、小学校時代、クラスメートの間で話題になってたテレビ番組の一つ。結構笑えるコメディ)。

ZackとCodyは双子。Identical Twins (一卵性双生児)。Codyは成績優秀で、Zackは落ちこぼれ。だけど女の子にモテモテなのはZackの方。Zackは全然勉強しない。で、英語の単位を落っことしてミドルスクールを卒 業できなくなった。Zackは悪知恵を働かせて卒業したふり(!)をしたんだけれど、さすがに親にばれて、「サマースクール送り」に。そしたら、まわりはすごいルーザー集団。普段は落ちこぼれのはずのZackが、なりたくもないのに、Reading Comprehension (読解)で一番できる生徒になってしまった。いろいろ勝手がちがってZackがひどくとまどうってエピソードがあった。

まあ、こういうのも、サマースクールのイメージのひとつ。Remedial Course (お助けコース)っていうのがそれにあたる。

でも、実は、こっちのサマースクールは、そういうのばかりじゃない。成績優秀者たちの熾烈(しれつ)な闘いの場で「も」ある。

(つづく)
前の話はコチラです。サマースクールに挑戦!

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サマースクールに挑戦!

2013.07.27 Sat

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サマースクールに挑戦!

久しぶりのブログ更新です。
更新できない中、毎日訪問してくださったり、応援してくださった皆さん、本当にどうもありがとうございました。m(_ _)m

このところ、平日は、毎日、サマースクール通い。
これは、塾じゃなくて、教育委員会が主催(しゅさい)してるヤツ。高校の単位になる。

それと週末は、日本語をカナダ人小学生たちに教える「日本語セミナー」を開催(かいさい)。僕が「先生」です。準備がかなり大変。

その他、ボランティア活動空手読書、秋のイベント準備

サマースクールは、朝8時から午後1時半まで。ぶっ続けの5時間半。
毎日テストがあるから、そのテスト勉強も。

あと、高3化学の予習、図書館司書補助の仕事に応募などなど・・・とまあ、連日かなり頑張っております。

(つづく)
つづきの話はコチラです。The Suite Life of Zack & Cody  サマースクール(2)

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僕の通知表(高校二年)

2013.06.29 Sat

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僕の通知表(高校二年)

Grade 11 (高校二年)の 最終 Report Card (通知表) を受け取りました

カナダでは、1学期が9月から12月、2学期が1月から3月、3学期が4月から6月。
7月と8月が夏休みです。


Grade 10 (高校一年)から Grade 12 (高校三年)までの成績(それぞれの学年の最終評価成績)は、Ministry of Education の Transcript (トランスクリプト)にのる正式なもので、大学出願のときにも使われる数字です。

全科目A
で、アカデミック科目の平均成績は、98%
英語:98%、数学:99%、物理:98%、化学:95%、社会:98%、日本語:100% でした。

いつも、全科目100%をめざしているんだけれど、なかなか難しいです。でも、まあまあ納得いく結果。

数学は、ファイナル・イグザムのショートアンサーの一部分でミスをしてしまい、そこでハーフ・マーク取られたため、99%となりました。実力的には100%取れる状況だったので、かなり、かなりかなりかなり・・・クヤシイです。 (「自分のバカー!」って感じ。)

物理は、2学期よりがんばりました。3%アップ。もっと何とかしたかったけど、まあまあ・・・か。 

あと・・・化学。このところ、化学ってオモシロイなあと思ってて、化学に一番たくさん時間を費やして勉強した。でも、結果は、95%。一番低かったです。 3学期は、Organic Chemistry の分野を中心にやってて、これがまた、とってもオモシろい!自分的には、今、一番の得意科目。でも、ファイナル・イグザム(全範囲の試験)で満点が取れず、いくつかまちがえてしまった。理系科目のテストこそ、満点をとらなきゃいけないのに、修行が足りないみたいです。 だから評価には納得。化学のファイナル・イグザムが返ってきたとき、僕、ちょっとシュンとしてたらしくて、化学の先生に話しかけられた。「お前は、どうせ、来年の今頃、XXX大学に行ってるだろ。俺、あそこの卒業生なんだよ。あそこは化学キツイぜ。覚悟しとけよ。それにな、このくらいの数字が取れたら、ふつう、みんな、すごく喜ぶんだぜ。」って言われた。僕の95%という成績は、これでも一番で、二番の人が90%。後は皆、それ以下だったって。うーん。そうなのか。。。でも、人と比べてもしかたない気がする。来年はもっとがんばらなくちゃって思った。

気分は勝手ながら日本代表 異国の地、カナダで、がんばっております
Grade 12 (高校3年生)は、もっと気を引き締(し)めて、取り組もうと思います。
いつも暖かいはげましや応援、ありがとうございますm(_ _)m

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英語の小説書きなど

2013.06.02 Sun

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英語小説書きなど

長らく更新できず、すみませんでした。
また、それにもかかわらず、ことづて・コメントをくださったり、訪問・応援してくださった皆さん、本当にどうもありがとうございました。とても、はげみになりました。
あいかわらずの状況ですが、ここいらで、ひと息入れて、ブログ更新です

あと、残りのテストは、4つ Physics (物理) と Chemistry (化学) のLab(ラボ 実験)&Lab Report (ラボ・レポート)は、合計で3つ大きなAssignments (課題)は、6つそれと、コマゴマとしたものです。

テスト向けの総復習勉強(今のところ、調子良いです!)、スポーツピアノ練習(もうすぐ、Piano Recital ピアノの発表会)、ボランティア活動遊び)などの他にどんなことをしていたかというと・・・

たとえば、


 Lab (ラボ 実験)とLab Report (ラボ・レポート)

僕の高校、Lab は多い方みたいで、30個以上やりました。週一ペースよりはちょい少ないくらい。特に、Chemistry(化学)は多くて、化学の実験は20個くらいありました。某大学付属の特別プログラム学校でも、LabとLab Reportは二週間に一回って聞いてるし、空手の先輩の高校の中には、一年で三回くらいってところもあるみたいだから、僕の学校、多い方なんじゃないかと。

Labは面白いけど、Report がちょっと大変。でも、たくさんやったので、さすがに慣れてきた。最初のころは、すごく時間がかかったんだけど、今は、一つのLab Reportを書くのに、2時間くらいでできるようになりました。

ラボ・レポートの書き方は、Science Fair (サイエンス・フェア) のやり方を「バージョンアップ!」した感じです。(あ、Science Fairの話、まだ、書いてなかったですね。そのうち、書きたいと思います)。


 短編(たんぺん)小説書き

このところ、僕は、英語で短編(たんぺん)小説を書いていました。英語11の課題の一つです。だいたいのところ、完成しました。今までも、Short Storyはいくつか書いていますが、今回のは、ちょっと歴史(紀元前のヨーロッパ)をからめ、一部、実在した人物の名前も登場する話にしました。でも基本は、fiction (フィクション)。歴史をからめた、冒険ミステリーです。

かの古代ローマのガリア侵略に命をかけて立ち向かった若きガリアの王者、フランスのヒーロー Vercingetorix (ウェルキンゲトリクス)と、 Julius Caesar (ジュリアス・シーザー 日本語だと、カエサルって呼ぶときもあるのかな?)がちょっとだけ出てくる話にしました。ガリア側(フランス側)から見れば、シーザーは悪役です。

Vercingetorix(ウェルキンゲトリクス)は、まとまりのなかったガリアの部族を強力な指導力でまとめ上げ、ローマ軍のガリア侵略にとことん抵抗。Battle of Gergovia (ゲルゴウィアの戦い)では、Caesar(シーザー)率いるローマ軍に勝利(シーザーにとっては数少ない敗北の一つ)。最終的には、Battle of Allesia(アレシアの戦い)で敗れたけれど、相当の人物だったように思います。シーザーに投降(とうこう)したわけですが、そのときも、部下や皆の命を助けることを条件に自らを投げ出したと言われているし。

ローマをおそれていた諸侯(しょこう)をふるいたたせてまとめた力量といい、作戦の立て方といい、引き際の見事さといい、部下や民の命を守るためには自らの命をかえりみないところといい、まるで、「リーダーは、かくあるべきっていう見本みたいです。

Vercingetorix(ウェルキンゲトリクス)は、日本で知られているのかな?カナダでは、有名というほどじゃないです。ただ、カナダでも、(僕の通っているような英語ストレートの学校じゃなくて)、フレンチ・イマージョンの学校だと、学校できちんと習うらしい。ネットで調べたとこ ろ(BBCニュースの記事など)、フランスの小学校では、どの小学校でも、Vercingetorix(ウェルキンゲトリクス)のことや、Battle of Allesia(アレシアの戦い)のことを習うって出ていた。「フラ ンスのヒーロー」なのだから、当然だと思う。

下の絵は、Vercingetorix(ウェルキンゲトリクス)の投降場面。武器を投げ捨てたところ。
白馬に乗ってるのがVercingetorix(ウェルキンゲトリクス)で、赤い服を着ているのがCaesar(シーザー)。Vercingetorix(ウェルキンゲトリクス)は、敗軍の将だけど、それがまるで、逆に見えるほどカッコいい

alesia-vercingetorix-cesar_convert.jpg
Vercingétorix Throwing His Weapons at the Feet of Caesar
Lionel-Noël Royer, 1899

僕の小説の舞台は、アメリカの state of Connecticut (コネチカット州)にあるYale University (イェール大学)の図書館と、フランスのArles(アルル)、そしてフランス最大の湾岸(わんがん)都市Marseille(マルセイユ)です。前、書いたショート・ストーリーは、イギリスの Lake District (湖水地方)の話だったし・・・おいおいカナダが話に出てこないじゃないか・・・ということになるんですが・・・。

あ、そうそう、それと、だいたいできたので母さんに見せたら、
「歴史、冒険、謎解き、秘密結社、そして裏切りツイスト。結構いいじゃない。でも、一つ欠けてる。ロマンスが全然入ってないじゃないの!! ロマンスが!!! これ入ってないとダメよ・・・」って。

登場人物の大半は男にしたんだけど、ラッキーなことに、一人だけ女性も重要人物として出てくるストーリーにしておいたので、その 女性と主人公とのロマンス話を、突貫(とっかん)工事で()、付け加えることにしました やれやれ。 ・・・というわけで、完成までもうちょっとかかります。伏線(ふくせん)も書き足さなきゃいけないし・・・。


 英語ブログ作り

それとちょっと前は、英語ブログも作ってました。これも、遊びじゃなくて、Business Computer Application 11 (BCA 11)という科目のプロジェクトの一つ。ブログであれば、テーマは何でもいいということだったので、日本への観光客がちょっとでも増えるようにと思い日本観光案内ブログ」を作りました。東大寺や鞍馬寺などをアップしたら、宣伝してないのにフォロワーさんがついて、ビックリしました。  

BCA11では、今までに、Powerpoint、Excel、Googlestorage、Prezi、Evenote、Dropbox、Photoshop などをやりました。

Powerpointは、Grade 10(高校一年)のときに、さんざんやったので、素早く作れます。
Grade 11では、(先生にPowerpointでと指定されたときは別として)、プレゼンはPreziの方がカッコよくできるので、今年は、Prezi (プレイジー)をよく使いました。


 日本語セミナー

日本語は、ボランティアで、三人の生徒さんに毎週教えていますが(生徒さんは三人とも女の子なので、父さんには、デートだと言ってます。 やったあ!デートの約束とりつけた!)、日本語を習いたいという人が他にもいるようなので、夏に、日本語セミナーをやろうかなと思い立ち、その準備を始めました。小学生を相手に、ゲーム形式で、簡単な日本語を教えてあげようって思ってます。

場所を借り、ボランティアの高校生を集め、打ち合わせしたり、Flyer (フライヤー、広告チラシ)のコラージュ絵をPhotoshopで作って小学校などに貼(は)ったり、友達に声をかけたりしてます。


 Student Aide 11

その他、少し前から数学の先生に頼まれて、Grade 10(高校一年生)の数学も、先生のアシスタントとして教えはじめました。数学教えるのは、これで、週に五コマ。かなり忙しくなりました。

自分の勉強時間は削(けず)られるんだけど、人の役に立てるのは、うれしいです。

Student Aide の話(数学を教えて、単位をもらう話)については、こちらにも書いてあります。数学教えて単位をゲット!


そんなこんなで、ごぶさたしておりましたが、カナダで、毎日、頑張ってます
(もちろん、テスト勉強も、ちゃんとやってます

 早く来い来い 夏休み
 
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英語のプロジェクト

2013.05.15 Wed

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英語のプロジェクト

なかなか更新できず、すみません。

次々にやってくるプロジェクト締め切りとテストの数々、それに、読書、スポーツ、ピアノ、ボランティア活動で、走りまくり。  一体何から書けばいいのか・・・。

今は、6月半ばの学年末に向けて、勢いに乗っているところ!

大きなプロジェクトだった英語11のプレゼンテーションと質疑応答が終わったので、ちょっとだけ、ホッとしています。 (時間がとれたら、プロジェクトのことも書きたいと思っています。)

5月後半、あといくつかのテストとプロジェクトを終えたら、6月は、ファイナル・イグザム(最終テスト)だけ!(・・・ってこれが大変なんだけど。) ・・・・もうひと息で、

がんばります!

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僕の2学期の通知表が来た!

2013.04.11 Thu

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来た!Grade 11(高二)2学期の通知表!!

カナダでは、9月から12月が1学期、1月から3月が2学期、4月から6月が3学期。
小学校(Elementary School)時代は、それぞれの学期の最後に通知表(レポートカード Report Card って呼んでる)がもらえたんだけど、高校(Secondary School)は、ちょっとちがう。1学期は小学校と同じだけど、2学期の通知表は、春休み明け(3学期の最初)にもらう。2学期は期間が短いからかもしれない。

というわけで、もらいたてホヤホヤの僕の2学期の通知表。どうだったかっていうと:
まあ、だいたい予想どおり。全科目、A評価

アカデミック科目平均は、98パーセント!

英語99パーセント。数学98パーセント。物理95パーセント、化学96パーセント。日本語100パーセント。社会98パーセント。

(最初にアップした情報には、僕の書き写しミスがありました。社会は98パーセントで、アカデミック科目の平均は、97パーセントじゃなくて、98パーセントでした。去年より、アカデミック平均が、1パーセント上がってた!!やったあ 引き続き、気をぬかずに、がんばります

アカデミック科目以外では、コンピューター科目で、100パーセントを取ることができた!先生達は、100パーセントはなかなか出さない。頑張って良かったって思った。

担任の先生からのコメントには、
Outstanding achievement. Keep up the great work!
って書いてもらえた。 日本語に訳すと、

「傑出(けっしゅつ)した成績。この調子でガンバレよ!」って感じ。

outstanding(傑出けっしゅつした)は、excellent(優れた)より、ずっと上の表現。めったに書いてもらえないから、ウレシイ。

ちなみに、僕の高校の場合、「レポートカードのパーセンテージ」っていうのは、
授業へのアクティブな参加ぐあい、実験レポートや提出したプロジェクトのレベルなども、もちろん考慮に入れられるんだけど、基本は、テストや小テストの合計点数といった客観的な数字を前提につけられてる。それに、レポートやプロジェクトも、そのたびごとに評価点数がついてもどってくる。だから、事前に、だいたいの成績予測はつく。

日本では、テスト結果と成績とがズレてることがある(先生との関係で、通知表が良くなったり、悪くなったりするから)っていうウワサを聞いたことがある(まちがったウワサかもしれないけど、どうなのかな)。そういうのは、こっちで特に感じたことはないです。

たぶん、理不尽(りふじん)だと思ったら、カナダの生徒達は、だまってない。先生に文句つけに行くと思う。

実際、そういう例を知ってる(僕の経験じゃないけど)。先生がテストの点数の入力ミスをしていて、その結果、最終のパーセントがずれてしまったケースだったって聞いた。先生はすぐに自分のまちがいを認めて、通知表を直してくれたそうです。

カナダの場合、高校の通知表は、プロビンシャル・イグザム(高校卒業のための州政府の共通テスト)の結果やその他の諸事情などとあわせて、大学合格を判断する重要な資料の一つ。だから、まちがいがあるとか、おかしいとか思ったら、生徒は、すぐに、先生のところへ聞きに行くと思う。

僕の、「Grade 11(高二)2学期、アカデミック科目平均98パーセント」という数字は、英語しか話さない17歳のカナダ人の中でも、かなり良い数字(ほぼトップクラスだと思う)。でも、これに満足することなく、さらに上を目指そうと思ってます。
勝手ながら気分は日本人代表 日本の名誉のためにも、がんばりす

僕の飛び級後の成績については、こちらです。飛び級後の成績
カナダは、プロビンスごとに教育制度が、かなり、ちがうみたいです。また、同じプロビンス内であっても、コースや状況によって、受けるプロビンシャル・イグザムが、ちがう場合があります。読むときは、ご注意ください。

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カナダ高校社会、統一試験の結果

2013.03.12 Tue

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カナダ高校社会、統一試験の結果
Provincial Exam:Social Studies 11

1月に受けた Provincial Exam(プロビンシャル・イグザム:高校卒業のためのカナダの州政府統一試験)Social Studies 11(高校2年生の社会)の結果が出ました

結果は、90%で、A評価

English 10 Provincial Exam (英語10のプロビンシャル統一試験)でとった
99% A
よりは見劣(おと)りするけど、まあまあの結果。ホッとしました。

*カナダは、プロビンス(州)ごとに、教育制度も統一試験もちがうので、ご注意ください。

Social Studies 11の範囲
かなり広いです。大きく分けて3つのパートに分かれています。

つめは、カナダの歴史についてで、第一次世界大戦第二次世界大戦そして、その後(それ以前のカナダの歴史については、Social Studies 10 でやってます)。
つめは、カナダの政府の構造法制度についてです。
つめは、世界との関係で、地理世界の人口問題経済発展のパターン環境(水や資源の問題も)未来に向けてなどです。

55問の選択問題2問のエッセイ・ライティング問題が出されます。
エッセイ・ライティングはとても重要。1問15%ずつのウエイト。
つまり、2問のエッセイ・ライティングだけで、30%の配点です。

エッセイ評価方法は、英語のプロビンシャル・イグザムと同じ。
0から6(6が一番いい)
が、つけられます。

僕のやった試験対策:
教科書(ぶあついです。500ページくらいあります)を、何度もよく読み、学校の先生にすすめられた問題集を2冊やりました。問題集の1冊には、重要ポイントまとめがついていて、役に立ちました。「教科書」「重要ポイントまとめ」「以前作ったメモノート」などを、読みながら頭の中にたたきこみ」ました(新しくノートを作ると時間がかかり過ぎる)。あと、過去の問題をやって出題の傾向(けいこう)を知り、問題のスタイルにも慣(な)れるよう練習しました。それと、満点をねらわず(覚え切れないところがあってもかまわないと考え)、配点の高いエッセイに力を注ぎました。エッセイは、書いて練習しました。書いたエッセイは、全部、学校の先生に見てもらいました。
(1)きれいなノートを作って満足するのではなく、自分の頭に覚えさせる
(2)過去の問題をやって出題の傾向(けいこう)を知る
(3)テストの配点を意識
して勉強する
(4)テストのことをよく知ってる先生に相談する(エッセイを見てもらう)
  などは、「母さんの教え」で、僕はそれを実行しました。
  母さんはドラゴン桜(僕の勉強法)-母さんの教え

社会の先生から言われたこと
先生からは、僕はふだんからエッセイがすごく良いから、結果から見て、エッセイは二問とも、6 がとれただろうって言われました。

僕自身の感想
僕自身、エッセイはよく書けたって思った。でも、選択問題は、自信のもてない問題がいくつかあった。だから、先生の見立てどおり、エッセイは2つとも6の評価で、選択問題の方をいくつかをまちがえたんだろうと思います。

勝手ながら、気分はいつも、日本代表
引き続き、がんばります


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僕の本が出ました。いつも応援ありがとうございます。これからも頑張ります! 僕が14歳でカナダ名門5大学に合格できたわけ
       応援、深く感謝しています

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