スペリングピー・コンテスト

2012.11.29 Thu

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スペリングビー・コンテスト(1)

グレード3くらいから、人前で、単独で発表する機会がグ~ンと増えるんだけど(トンチンカンもなんのその!見せて語るショウ&テルShow & Tellポエトリ-・リサイタル Poetry Recital(Grade 3))、その中にスペリングビー・コンテストっていうのもあった。

これはグレード5のときの話。クラス担任のハンキー先生が突然発表。「今年から、うちの学校もスペリングビー・コンテストに参加することになった。そこでわがクラスからもクラス代表を2人選ぶ。」ハンキー先生は勝負ごとが好きだから、やる気まんまん。

スペリングビー・コンテストとは、グレード4から7(9歳から13歳)くらいの生徒が、英単語の正しいつづりを、一人ずつ舞台の上で、口で言って競うコンテストのことだ。全米決勝戦はテレビ中継(ちゅうけい)されるから知っている人も多いかも。ここカナダでも盛んになってきてて、参加する学校が増えてきている。それで、僕の学校も、この年、初参加を決めたんだ。

みんなの反応は、イマイチ。メンドウな宿題が増えたぜって感じ。ハンキー先生から、プリントを渡されて勉強。まずは、ペーパーテスト。テストの成績上位者から、実際のやり方と同じやり方(口で言う)でさらに選抜(せんばつ)。各クラスからそれぞれ2名のクラス代表選手を選ぶんだ。僕のクラスからはジュリアと僕が学校決戦に出場することになった(一位がジュリアで、僕が二位だった)。

正直言うと、最初、僕はあまり気合が入っていなかった。スピーチ・コンテストとちがって、クリエイティブじゃないし・・・(スピーチ・コンテストの話はこちらスピーチ・コンテスト(グレード4)Public Speaking Contest (Grade 4)栄光のブルーリボン!(Grade 5)0からスピーチができるようになるまでーカナダ小学校のスピーチ教育「ライバルは僕を高みに連れていく」 スピーチ・コンテスト(グレード6)

そして、決戦当日を迎えた。クラス代表たちは、各クラスからの声援(せいえん)を受け、舞台上の席についた(ほとんどの代表者は女子だった。スペリングは女子が強いみたいだ)。学校中の生徒達や先生達が見守ってる。主催者(しゅさいしゃ)であるグレード7の担任の先生が、「最後に確認したい人はこのプリントを使ってもいいですよ。」とプリントを机の上に置いた。ハンキー先生を通じて渡されたプリントに出てる単語のスペルは全部覚えていたけど、まあ一応確認するかと思ってプリントを手にとった。

すると、その中に、僕たちがもらってない英単語プリントがあったんだ  

僕たちグレード5(五年生)がもらったプリントは、レベル7までのものだけで、レベル8と9のはもらってなかった。グレード6(六年生)の先輩たちも、レベルド8と9のプリントはもらってなかった。でも、グレード7(七年生)だけは、あらかじめ、レベル9までの全部のプリントをもらってたんだ 

ちなみに、このコンテストは、「学年無学年制コンテスト」。つまり、学年代表を決めるんじゃなくて、学校代表を決めるコンテスト。この段階で出題される単語は、事前にわたされたプリントの中からだけ出題される。それなのに、グレード5やグレード6にはレベル8と9のプリントをわたさず、グレード7にだけ、レベル9までの全プリントを全員にわたしていた 

これはどういうことだ!?・・・このときすべてが見えた(ハンキー先生のせいじゃないのはすぐにわかった)。

そうか、そういうことか。僕は瞬時(しゅんじ)に状況を理解した。

このスペリングビーを企画したグレード7の担任の先生は、グレード7を勝たせようとしているってことだ。グレード5やグレード6には、レベル7までの英単語プリントをくばり、上のレベルの英単語は学ばせない。あらかじめ下の学年に不利な状況を作ってにおいて、グレード7に勝たせる。最後に全プリントを置いたのはアリバイのためだ。これじゃ、
八百長(やおちょう)同然のズルだ!

そのとき、僕の中で何かがはじけた。

いままで、気合が入っていなかったのが、一気にアドレナリン上昇。

僕は、物も言わずにレベル8と9のプリントを二枚つかむと、一枚をジュリアに渡し、目で合図した。ジュリアもコクッとうなづいた。僕は、それから開始までのわずかな間、レベル8とレベル9のプリント、合計50単語を必死に見つめて暗記した!!!

そりゃ、僕だって、グレード7に花をもたせる気持ちがないわけじゃない。でも、それとこれは話が別だ。「無学年制のコンテスト」なんだから、学年に関係なく「同じ条件」でやるべき。それなのに、ひどいアンフェア! だから、僕は、どこまでできるかわからないけど、一泡(ひとあわ)吹かせてやる!って思った。だから、わずかな時間だったけど、ものすごく集中した。

新しい50単語のスペルを、その場で、目に焼き付け、頭に叩き込んだ 

決戦が始まった

つづく。
つづきの話はこちらです。スペリングビー・コンテスト(2) そして勝負は始まった!

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カナダ落葉写真

2012.11.28 Wed

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カナダ落葉写真

秋が終わって、冬がもうすぐそこまでやってきました

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学校で習った英文書きかえ練習

2012.11.26 Mon

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学校で習った英文書きかえ練習

今日の話は、「個人面談」のつづき。まだ、読んでない方はコチラです。個人面談

よくわからないというコメントがあったので、英文書きかえ練習について、具体例をあげて書いてみます。学校で習った文法勉強用の例文。(なるべく日本語で書いてみますが、日本で習う英文法の説明と同じかどうかは、僕にはわからないです。あくまでも、僕がカナダで習ったことだという前提で、読んでください。)

例えば、
(A) The CIA feared the president would recommend to Congress that it should reduce its budget.
という文章。(ん。まあ、英文の「内容」は気にしないでください。「文法」問題なので。ちなみに、これ、先生からもらったプリントの一番最初に出てたヤツ。)


まず、この文章を、文法的に、分析(ぶんせき)します。
Verbs は、どれか?  feard, recommend, reduce 
Subjects は、どれか? The CIA, the president, it
Actions は、どれか?  feard, recommend, reduce 
Characters は、どれか? The CIA, the president, it

つまり、(A)の文章は、すべての Actions が、Verbs で表現されていて、また、すべての Characters が、Subjects で表現されているわけです。こういう文章は、Direct で Clear。つまり、とてもわかりやすく、読みやすい文章です(単純な文章・・・ともいえる。おもしろみはないかもしれないけど、もっとも基本の書き方です)。

次に、この(A)の文章の Verbs を nominalize 名詞化してみます。Characters は、Subjects のままで変えません。

具体的には、上の3つの動詞を名詞に変えるわけです。
feard → fears
recommend → recommendation
reduce → reduction

そして、これらの名詞を使って、同じことを表現し直してみます。Characters は、Subjects のままです。

そうすると、
(B) The CIA had fears that the president would send a recommendation to Congress that it make a reduction in its budget.
という文章に書きかえることができます。

feard, recommend, reduce を 名詞化した代わりに、新しく、had, send, make といった別のVerbs を入れることになったわけで、その分、wordy 言葉がよぶんにあってまわりくどい って感じの表現になります。

とはいっても、(A)と(B)は、まだ、それほど大きなちがいじゃないです。(B)は、ちょっとまわりくどいけど、それでも、わりとわかりやすい文章です。それはなぜかというと、(B)は、3つの nominalizations を使ったとはいっても、まだ、Characters が Subjects になってる文章だからです。

では、次は、Subjects を変えます。 Characters を Verbs の Subjects ではなく、Prepositional Objects にして、同じ意味になるように、書きかえてみます。(A)のVerbs は、(B)のように、nominalizations したままです。

そうすると、たとえば、
(C) The fear on the part of the CIA was that a recommendation from the president would go to Congress for a reduction in its budget.
っていうように、書きかえることができます。

この文章を分析(ぶんせき)してみると、
Verbs は、was, would go
Actions は、fear, recommendation, reduction
Subjects は、The fear on the part of the CIA, a recommendation from the president の2つです。
Characters は、the CIA, the president, Congress, its

(B)と (C)をくらべると、(C)は、(B)よりずっとわかりにくい文章になってます。それは、Characters である  the CIA, the president, Congress が、Subjects of Verbs ではなく、 
of the CIA,  from the president, to Congress
というように、Prepositional Objects になっているからです。

(C)からすべての Characters をのぞいて、もっと clear じゃない文章を書いてみると、
(D) There were fears that there would be a recommendation for a recudtion in the budget.
となりますが、ここまですると、Characters がとりのぞかれているため、よくわからない文章になってます。 
この(D)を分析(ぶんせき)してみると、
Verbs は、were, be
Subjects は、There, there
Actions は、fears, recommendation, reduction
Characters は、なし
ということになります。

授業とプリントで、こういったことを習いました。で、たくさんの文章を、こういうやり方で分析(ぶんせき)したり、(A)→(B)→(C) あるいは、(A)→(C) に書きかえるとか、逆に、(C)→(B)→(A) あるいは、(C)→(A)に書きかえるとかといった練習をしました。上に書いたのは例題。練習では、もっとずっと長い文章の書きかえもやりました。けっこう苦労しました。

こういうのは、英語を外国語として覚えた人からしたら、オチャノコサイサイ、すごく簡単なことなんだろうなって思います。

でも、英語を生活の中で覚えた人間にとっては(これ、僕もふくみます)、こういうのは、意外に難しい。コツをつかめば大丈夫なんだけど、最初、えっ?んんん?って思います。英語ネイティブの場合、何種類もの似た意味の文章を作ること自体は、簡単にできる。でも、だからといって、文法的に文章を分析(ぶんせき)できるとは限らない。それは、全く別の話。ネイティブであっても「文法の勉強」をしなければ、先生の出題意図(いと)にしたがった書きかえ、指定された文法に基づいた書きかえができないのは当然。だからカナダ人クラスメートたち、結構苦労してた。僕も、結果は、100% をとれたけど、それは、努力の証(あかし)。しゃべるときみたいに無意識でやったわけじゃなくて、プリントを一生懸命読んで、たくさん練習して、できるようになりました。

母国語であっても、日々の勉強が必要ってことです!

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飛び回ってます!カナダ紅葉写真

2012.11.23 Fri

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飛び回ってます! カナダ紅葉写真

次々にテストがあって、その合間(あいま)に、実験とレポート。

ひとつ飛び越えると、次のがまたやってくるって感じ。

そんな中、時々、大学に行っては、教授たちとミーティング ちょっと緊張する。 地区の教育委員会のギフティッド担当の先生が、僕を、連れてってくれる。次々に予定されてる。そのうち、ブログに書こうかなって思ってます。

ああ、それと、今度、大学のオナーズの授業(!)を見学させてもらえることになりました。わくわく

他にも、教授会っていうのかな、教授たちがこれからその学部や学科をどうするのかについての話し合いの場にも出ていいって言われました。どきどき

その他の大学訪問や大学説明会も。この間は、他のプロビンスの大学説明会にも出席した。大学説明会は、夜にあるのが多いです。

あと、他の学校のギフティッド担当の先生が企画してくれたグループもので、地区のギフティッドたちといっしょに、ある大学の理系の学部の授業を見学に行くっていうフィールド・トリップ(あえて訳せば、遠足ってことになるかな。でも、中味は、大学訪問)もある。僕も誘われたので、行こうと思ってます。また、別の分野の話が聞けるし。

こういうイベントやミーティングなどは、(夜のもの以外)、高校を抜け出して行くわけなんだけど、ギフティッド関係のは、全部、正式の課外活動だし、他のもちゃんと先生の許可を得てやっているので、休み扱いにはならないみたい。

ただ、学期末で、テスト時期や、マークのカット・オフ時期と重なってるから、時間のやりくりを上手にやらないと

毎日、飛び回ってま~す 

ちょっと前にとった、カナダの紅葉の写真をお届けします。

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素粒子物理学と分子細胞生物化学

2012.11.15 Thu

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素粒子物理学と分子細胞生物化学

今度、素粒子物理学の教授と、分子細胞生物化学(分子遺伝学)の教授に会うことになった。 あれよあれよといううちに、なぜか、そういう話になった。

素粒子物理学の教授とのミーティングは、教育委員会のギフティッド担当の先生がセッティングしてくれた。前から会いたいって思ってた教授だ。そして、分子細胞生物化学の教授は、ある大学の新入生担当者(内部では、リクルーターって呼ばれてるみたい)が僕のことを学部にコネクトしてくれて、セッティングされた。その分野の第一人者。・・・・スゴイ人たちだ。

いろいろ話を聞いてこようって、今から、興奮してる。どんなことをやっているんだろう

ちょっと前まで小学生だった僕。教授たちが、1対1で時間を割(さ)いてくれるってことに、とても感謝してる。僕のことは、promising prospective undergraduate student って紹介されてた。ひょえええええええっ、大変だあ!

と、と、とりあえず、化学の勉強でもして、気を落ち着けよう。。。
(来週テストだし)

日本の恥にならぬよう、がんばってきます

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サケ遡上と産卵の写真撮りました!

2012.11.13 Tue

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サケ遡上と産卵の写真撮りました!


ちょっと前の写真です。

サケ遡上を見に行きました!こういう川が、カナダに、たくさんあります。
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サケは必死に川上へ、川上へと、川の流れに逆らって、泳いでいました。
続々と、集団でやってきます。
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このあたりは上流の方で、川はとても浅いです。うーん。水深20センチってくらいかなあ。
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使命を果たし終えたサケ。左がオス、右がメスです。
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川の流れがゆるいところに、タマゴがたくさんありました。
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これは、何だか、わかりますか?
DSC02118-p_convert.jpg
黒熊のフンです。

遡上するサケをねらって、夕方、黒熊がやってくるんです。

僕が行ったときも、黒熊が現れました

産卵のため必死に遡上するサケ。
それをねらう黒熊。
(熊にしたって、冬眠がかかってます)

産み付けられた無数のタマゴのうち、どれだけが成魚となってまた川に戻ってこられるのだろう。

・・・厳しい自然の掟(おきて)を感じます。

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Lest We Forget

2012.11.12 Mon

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Lest We Forget

今日、カナダは、11月11日。Remembrance Day リメンバランス・デーだ。

この日のこと、日本でどのくらい有名なのかわからないんだけど、英語人で、この日を知らない人はいない。

カナダだけじゃなく、世界中の英語国で、11月11日は、特別な日。
別名、Veterans Day 退役軍人の日
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ottawacitizenから)

Remembrance Day marks the anniversary of the official end of the World War I hostilities on November 11, 1918.

11月11日は、国に奉仕(ほうし)した veterans 退役軍人を称(たた)え、その犠牲に祈りを捧(ささ)げる。国のために闘った人たちのことを、決して忘れないと誓う日だ。

Remembrance_march.jpeg
en.wikipediaから)

Lest We Forget ってあちこちに書かれてる。

僕の町だと、3週間くらい前から、関係者がスーパーマーケットやモールの入り口などに立って、寄付を募(つの)る。その他、あちこちに、寄付する場所がおかれる。町の人たちは、寄付をして、赤いポピーの造花(ぞうか)を受け取り、それを胸に飾る。町中が、赤いポピーでいっぱいになる。
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City of Torontoから)

小学校でも高校でも、全員参加の Remembrance Day Assembly リメンバランス・デーの集会が開かれる。全員が、胸に赤いポピーの造花(ぞうか)を飾り、集会で、黙祷(もくとう)を捧(ささ)げる。

小学校では、毎年、この時期に向けて、赤いポピーの Wreath 花輪 をたくさん作ったり、詩を書いたりした。ハイスクールでは、skit 寸劇(すんげき)をやったり、アフガニスタンで亡くなった兵士の名前を一人一人見たりした。

カナダ中の学校で、毎年、そういったことをする。
今、僕たちが、平和の中で暮らせるのは、兵隊さんが国を守るために闘ってくれたおかげだ、だから、その人たちが払ってくれた犠牲を決して忘れないようにと、学校でくり返し教えられる。
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sunnewsnetworkから)
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valleyeasttodayから)

そして、毎年、あちこちで、大きなセレモニーが行われる。



・・・日本では、どうなんだろう?って思う。



John McCrae の書いた "In Flanders Fields" 。
小学校で習う。カナダ人ならみな聞いたことがある詩だ。

"In Flanders Fields" by John McCrae(May 1915)

In Flanders fields the poppies blow
Between the crosses, row on row,
That mark our place; and in the sky
The larks, still bravely singing, fly
Scarce heard amid the guns below.

We are the Dead. Short days ago
We lived, felt dawn, saw sunset glow,
Loved and were loved, and now we lie
In Flanders fields.

Take up our quarrel with the foe:
To you from failing hands we throw
The torch; be yours to hold it high.
If ye break faith with us who die
We shall not sleep, though poppies grow
In Flanders fields.

r-day.jpg
ehow.comから)

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大学説明会でのできごと

2012.11.10 Sat

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大学説明会でのできごと

先月から今月にかけて、大学説明会シーズン
カナダでは、各大学で、連日、キャンパスツアーの真っ最中。

まもなく、みんなが、大学にアプライする(=願書を出す-10月にオープンされた)。
だから、その前に、大学側が、自分の大学の良さを宣伝するんだ。

はるか遠い州外(プロビンス外)の大学も、来てくれる。たくさんの大学がセットになってやる説明会(合同説明会)もあれば、一つの大学が単独で開く説明会もある。僕の高校まで来てくれる大学もあれば、町のどこかに志望者を集めて説明会を行う大学もある。昼間の説明会もあれば、夜の説明会もある。説明会は、主として、Grade 12 (高校3年生)向け。でも、Grade 11(高校2年生)も出席できる。

まず、僕の高校で行われた合同説明会に行った・・・この中に、僕が興味を持ってる大学の一つがあったんだ(僕は、志望校を完全には決めてない。候補はあるけど)。親といっしょじゃなくて、僕、ひとりで出席

まず、気になる大学(A大学)のところに、並んだ。・・・どうも、みんな、僕と狙いが同じらしい。A大学のところばかり混んでる・・・かと思うと、お客さん(高校生)があまり並んでいない大学も。そういうところは、お姉さんたちがキャンディーを配ったりして、客引き(?)してた。


A大学は、10校の中で、ダントツの一番人気 大にぎわいで、黒山の人だかり。

僕は、年がちょっと若いから、入試において、それがネガティブに評価されないか、直接確認しようって思った。だから、僕の番になったとき、その点、はっきり聞いてみたんだ。

「僕、今、13歳で、Grade 11 (高校2年生)です。高校卒業するのは14歳です。年齢のことは、何か、問題になりますか?」って。

そしたら、A大学の説明役の人は、

「いえ、全然、問題になりません」って、ニコニコして、答えてくれた。

それから、興味ある分野や Co-op program についても、話をした。

Acceptance 合否(ごうひ) を決める基準 についても確認した。これは、高校のカウンセラーの先生から聞いてたとおりだった。

最後に、Scholarship 奨学金についても聞いた。A大学の場合、成績が、96パーセント以上の生徒は、自動的に、Scholarship の判断対象者となるそうだ。成績数値の高さと、そのほか、ボランティア経験、コミュニティ参加、芸術面、運動面などを総合判断して奨学金の対象者を決めるって言ってた。

特に大事なのは、Grade 12。でも、Grade 11も、今の調子で、がんばろう! 勉強も、ボランティア活動も、コミュニティ参加も、ピアノも、空手などの運動も、精一杯(せいいっぱい)やるぞ なにがなんでも、奨学金ゲット~って思った。


それから、残りの大学全部をヒュンヒュンまわって、各大学からパンフレットをもらった。


やることやったし、もう帰ろうって思い、僕は、帰り始めた。

そしたら、・・・・・
後ろから、僕の肩を、ポンとたたいた人がいた。

誰かな?って思ってみたら、

A大学の説明役の人 並んでる人たちをおいて、僕を追いかけて来てくれたみたい。

名刺を差し出された。

「あなたのこと、学部の方につなげるから、メールして。むにゃむにゃむにゃ(~省略~)」って言われた。

13歳だからって、子ども扱いしないで、ちゃんと対応してくれたスゴクうれしい

大学アプライまで、あと一年。
勝手ながら、気分は、日本代表
気をぬかずに、がんばるぞ~

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僕の住んでる町

2012.11.02 Fri

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僕の住んでる町

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ハロウィーン当日、いざ出陣! のつづきです。


Trick or treat?
Trick or treat?
Give me something
good to eat
・・・・・
っていう歌がある。


でも、実際に、家をまわるときは、ドアベルを鳴らして、中の人が出てきたら、
「Trick or Treat」って言うだけでいい。

そしたら、すぐ、お菓子がもらえる。
もって来た入れ物(バケツだったり、バッグだったり、ピローケースだったり、いろいろ)に、もらったお菓子を入れて、

「Thank you! Happy Halloween!  」って、ごあいさつする。

そして、すぐに次の家へ。
次々に、キャンディー・ハントに行く。

だいたい夜の6時から9時くらいまでの3時間。
その間に、どれだけたくさんキャンディーを集められるかが勝負って感じ。
翌日、種類ごとに数えて書いたレポートを、先生に提出する。
(一応、算数の勉強ってことみたい。

ちなみに:
僕の家が、小学校近くのカルデサックにあったときは、特に訪問者が多くて、一晩で、300人以上の子どもたちがキャンディーをもらいに現れたって、父さんが言ってた。1時間に100人以上がドアベルを鳴らす

母さんたちは、僕ら子ども達といっしょに外をまわってる。だから、家で待機(たいき)して、キャンディを配るのは、たいていどの家も、父さんたちの役目になる。1時間に100人以上のペースで、ドアベルが鳴らされるたびに玄関に出て、それぞれにキャンディをあげるって、かなり大変らしい。

「トイレに行くヒマなんか、全くないし、イスにすわってるヒマさえもない!」って聞いた。
もちろん、僕たち子ども側もそう。3時間ぶっ続けで、飛ぶように走り回るんだ!


ハンティングのやり方は、Trick or treat って言うだけだから、とても単純。
(時々、家で待ち構えている人の方が、こちらをおどろかそうと、怖い音を出したり、怖いマスク姿で現れたりすることもあるけどね。でも、たいていは、ふつうに、すぐキャンディーをくれる。ちょっと話すこともあるけど、配る方も、もらう方も、次々にやらないと、行列になっちゃうからね。)


でも、僕、ちょっと、変わった体験をしたことも、ある。

友だちといっしょにキャンディー・ハントしながら、近所の家をまわっていた。
グレード4くらいのときだったかな。
いつものように、「Trick or Treat」って言ったら、なんと、

「Trick please」って言われた

ひょえ~っ

Trick の方をお望みとは・・・・・ど、ど、どうしよう!
Trick の準備なんかしてないよ~
そりゃ、確かに、Trick or Treat て言ったけど・・・。

僕たち、困って、立ちつくしてしまった。

そしたら、「Trick please」って言ったおじさん は、
「じゃあ、歌でも歌ってくれるかな?」って、助け舟を出してくれた。

みんなで顔を見合わせて・・・アレしかないなって感じで、


Trick or treat?
Trick or treat?
Give me something
good to eat


って、何回か歌って許してもらった。ふーっ

この歌は、treat と eat が、rhyme ライム してて、耳ざわりがいい。
で、ぶじ、キャンディーをゲットした。


でも、ハロウィーンのキャンディは注意しなきゃいけない。
小学校時代に、学校の先生から言われた。
「ハロウィーンでもらったお菓子は、必ず、親といっしょに、明るいところで確かめてから、食べるように!」って。

それというのも、(僕の町じゃないんだけど)、以前、ハロウィーンお菓子の中に、とがったピンが入ってたことがあったらしい。

考えてみると、ハロウィーンの Trick or Treat が成り立つためには、
おたがいの「信頼関係」が必要だなって思う。

家にいてキャンディーを配る側からすれば、マスクをかぶったり仮装したりした子どもたちが大勢押しかけるわけだし(たまには、大きなハイスクーラーだって現れるらしい)。キャンディーをもらう側は、知り合いの家だけじゃなくて、次々に知り合いじゃない家のドアベルも、押して歩くわけだし。

悪い事件もなく、町中でこういうお祭りが続けられるってこと自体、すごいことだなって思う。
僕は、この町が大好きだ

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ハロウィーン当日、いざ出陣!

2012.11.01 Thu

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いざ、出陣!

さて、ハロウィーンの当日。町は大さわぎ

小学校でも、高校でも、ほとんどすべての先生たちが、学校に、仮装してくる。校長先生も

校長先生が、巨大なオレンジ色のパンプキン(かぼちゃ)に化けていたり、緑の顔の魔女に化けていたり、カウボーイに化けてたり。

他の先生達も、負けてない。片目のパイレーツになって肩にインコをのせていたり、天使になっていたり、白雪姫になっていたり、不思議の国のアリスになっていたり、クレオパトラになっていたり、スーパーマンになっていたり、水兵になっていたり、マジシャンになっていたり、消防士になっていたり、全身真っ青で顔がなくなっていたり。結構、見て、ギョッとするような格好だったりします。


子ども達も、小学校では、95%くらいの子どもが、学校に、仮装して登校してきます。特に低学年は、全員が仮装してくる。ガイコツになってたり、バンパイアになってたり、死神になってたり、なぜかバナナや、ピーナッツになってたり、妖精(ようせい)になってたり、赤頭巾(あかずきん)ちゃんになってたり、ハリー・ポッターになってたり、インディアナ・ジョーンズになっていたり、ピエロになっていたり。男の子がカツラをかぶって女の子に化けてたケースも。ほんと、いろいろ。

高校では、軽い仮装の人が、40%くらい。ヘビーな仮装が5%くらい。後はふだんどおり。軽い仮装っていうのは、パイレーツの黒い眼帯(がんたい)をしてたり、頭にエンジェルの輪をのせてたり、ガイコツのストッキングをはいてたり・・・っていう感じ。でも、5%くらいは、小学校の先生真っ青ってくらいに、バリバリの仮装をしてたりする。

日本と時差があるから、カナダでは、今日がハロウィーン当日。

数学のレイダム先生が、ものすごい仮装をしてて、最初誰だか分からなかったくらい。biker gang バイカー・ギャングの格好をして、髪の毛が、青になってたんだ。 遊び心満点。


小学校では、それぞれのクラスルームで、パーティが開かれる。
みんなで、パーティ用に、いろいろな食べ物を持ちよって、ゲームをしたりして遊ぶ。
それと、低学年の子は、仮装した格好で、学校中を歩き回ったりもする。
コスチュームをみんなに見せびらかすための行進。


高校では、仮装してる子は、全体の半分弱で、特別に遊んだりは、さすがに・・・しない。
仮装したままでも、仮装してなくても、ふつうに・・・勉強する。

小学生は、学校が終わると、腹ごしらえして、ふたたび、したくを整える。
暗くなるちょっと前に、友だちと待ち合わせをして、
暗くなったら、それを合図に、出陣


家のデコレーション。こんな風にこってる家も、けっこうある。特に、小学校の周辺がすごい。
DSC02308-p_convert.jpg

巨大かぼちゃのおもちゃが置いてある家もある。
DSC02305-p_convert.jpg

見事なかぼちゃカービングを飾ってる家もある。
DSC02306-p_convert.jpg


おどろおどろしい音楽がなってる家もある。
DSC03085-p_convert.jpg


こんな表現があります。
 
I don't know if there are real ghosts and goblins, but there are always more trick-or-treaters than neighborhood kids.ーRobert Braultrobertbrault.comから)   ひょえ~~~

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