「ことわざ戦い」
2013.01.18 Fri



「ことわざ戦い」
アンナ (Grade 2 小学校二年生)と タチアナ (Grade 5 小学校五年生)。日本語は第四言語だが、もっと日本語を勉強したいという。そんな二人が、僕の前にあらわれた。
この話は、前からのつづき話なので、前の話を読んでない方は、こちらからどうぞ。
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これは、うまくすれば、一石三鳥だぞ




(一)アンナとタチアナは、日本語の勉強ができる。

(二)僕は、「Work Experience 12」のクレジットをとるためのアワー(時間)がかせげる。

(「日本語を教える仕事をした」ということで、高校の Work Experience 12 の先生に、時間数をカウントしてもらえる。もちろん、「空手を教えてる」ことやその他やってることも、時間数に入ってるけれど、書類作成(しょるいさくせい)の他、100時間くらいは働かないといけない。僕、13歳だから、他の学生のように、ファーストフード店とかでやとってもらうことはできない。だから、いつも、自分にできる「仕事」、自分にできることで人の役に立つことはないかって考えてるんだ。)

(三)そして、うまくいけば、父さんとの契約(けいやく)を果(は)たせる。

話は、去年の夏にさかのぼる(ちょっと長くなります)。
去年の夏、家族で旅行中のこと。僕は、

僕んちは、

(たとえば、小学校時代、朝、学校に行くときは、車の中で「百人一首」の暗誦をしたりとか・・・また別のときに)
車で旅行に行くとき、いつも「ことわざ戦い」を、やってた気がする。車に乗ってるだけだと、ヒマ過ぎだから。大陸横断(たいりくおうだん)じゃないけど、
えんえんと
































やり方は、
(A) ただ、ことわざを言い合うだけ。「しりとり」みたいに。
(B) でも、1回のゲームの中で、同じことわざを言ってはいけない。相手がすでに言ったのもダメ。新しいことわざをえんえんと言い続ける。ことわざを言えなくなった方が負け。
1対1の戦い。たいてい、父さんと僕とで戦う。母さんは、審判(しんぱん)。
審判(しんぱん)の一番重要な任務は、そのことわざが、すでに言われたものかどうかを判断するところ。たくさん言い合っていると、すでに言ったものかどうか、当事者は、わからなくなりやすいから。審判(しんぱん)の決定は、絶対

この戦い、僕の方が弱いので、以前は、ハンディがありました。
(C) 僕が言える「ことわざ」がなくなってしまった場合、僕だけ、「四字熟語」を言ってもいい。父さんの方は、「ことわざ」だけ。で、次に、僕が言える「四字熟語」もなくなってしまったら、僕だけ「慣用句」を言ってもいい。でも、父さんの方は、ことわざ一本で勝負しないといけない。
(D) あと、何か条件をつけてもらって(契約けいやくして)、母さんに助太刀すけだちしてもらうってときもあった。
いつも旅行のたびにやってたので、最初は弱かった僕も、だんだん、強くなってきた


つづく



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Category: 日本の話・日本語学習・日本文化
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