ミスの分析・対策編
2015.03.23 Mon



く、く、くやし~~~い! パート2 (その2)
~ミスの分析・対策編~
お待たせしました。つづきの話。前の話を読まないと意味が通じないので、
前の話を読んでいない方は、まず、こちらをどうぞ。

そのまた前の話は、こちら。

なぜ読み間違えたのか?なぜ100%じゃなかったのか?なぜ簡単な問題でミスしたのか?
ひとことで言うと、それは、油断だ。それと、全体への目配りが足りなかった。
具体的に、このテストの時、どんな風だったのかを思い出してみる。
この化学のテストは、1時間で10ページのテスト。わりと分量が多かった。でも、僕は最初っからスピードを出してやったから、35分くらいで一応全部やり終えた。
もともと化学は、大得意!

時間もたっぷり残ってた。で、その残った25分で、難しい問題を中心にもう一度解き直しながら、見直しをしていた。
1問、ミスをしているのに気がついて直した。見直しで拾えて良かった。で、時計を見たら、まだ10分も余ってる。「余裕だぜ!今度こそパーフェクトだ!」って思った。
・・・と、その時。残り時間10分っていうとき。
僕は、おそろしい事実に気がついた。

ふっとホチキス止めされたテスト用紙の束(たば)を裏返したんだ。
そしたら、なんと、10ページ目に、もう一問、デカイ問題があるではないか!



ゲゲゲーっ。こんなところにも、問題が!
しかも、これ、難問!ヤバい。もう残り時間10分を切ってる!
時間が飛んでいく・・・解けるか?・・・時間がない・・・いや、まだあと9分ある!・・・
絶対やってやる!・・・うん、やれそうだ・・・やれる!・・・やったあ、解けたぜ!・・・
と、ここでちょうど終了時間。
(あとで、また教授と話す時間があって、「最後の10分になってから、10ページ目の問題があることに気がついて、あわててやった!」ってことを言ったら、「えーっ。あれ、最後の10分でやり終えたの?重たい問題なのに、よく頑張ったね。」って言われた。確かに、ラストの問題、最後に気がついて正解できたのは良かった!)
前回の

これは、今でもその通りだと思う。いつも緊張感を持って、一発で決めるつもりでやらなくちゃいけない。でも、ミスすることがあるのも事実。やはり、見直しは必要だ。今回も見直しで一問拾えてる。
でも、ただ単に、見直しすればそれでいいってものでもない。
簡単な問題だと思って油断していると、せっかく見直ししても、間違った思い込みを直せないことがある。意識がせまくなっていると、前と同じように読み飛ばしたり、読み間違えたりする。表面だけすべっちゃう感じ。そうじゃなくて、見直しする前に気持ちを切り替えて(深呼吸がいいかも!)、広い意識で、最初解いたときの思考にとらわれずに、新しい気持ちと視点でよ~く見るっていうことが大事だって思った。難しい問題の見返しのときは、そういう風にていねいにやってたんだけど、簡単な問題の方は、簡単だからと油断してて、表面をすべるような見直ししかしてなかった。それが、見直ししても、読み間違いに気がつかなかった原因だと思う。
あと、今回のように、最後になって、まだやってなかった問題の存在に気がつくというのは、自分でも情けないって思った。
(今回は、その問題も正解できたわけで、結果的には大丈夫だったけど、こういうことは二度とあってはダメだって思った)
テストがもどってきてからテスト用紙をよ~く見た。
そしたら、それぞれのページの右上に、テストは全部で何ページか、書かれていることに気がついた。たとえば9ページのところには、(Page 9 of 10)というように、(全部で10ページあるうちの、これは9ページ目ですよ)って、ちゃんと書かれてた。僕は、問題文ばかり見てて、テスト用紙全体への目配りをおこたってたってわけだ。
母さんに聞いたら、「3時間半で60問の問題を解く」という、何十ページも問題があるテストの話をしてくれた。昔の司法試験のなかにそういうテストがあったそうだ。テスト開始後、最初に、「最後のページ(最後の問題)がどこかを確認。そのあと、ページが抜けてないか全部を確認。そして、全体像を見渡した」って。前のページから確認すると時間がかかるから、まず最後のページ(最後の問題)がどこかを確認後、後ろの方から、(たとえば問題が61ページあるとすると)、61、59、57、・・・とチェックしながら、問題全体のバランスを確認したって。
前にも、「まず最初に全体を見渡すように!」と言われていたのを思い出した。大学のテストは、高校までのテストより分量が多いから、特にこの点、気をつけなくちゃって思った。
次からは、
(A) 最後のページ(最後の問題)がどこかを確認。全部を見渡し、全体のバランスをチェックしてから問題にとりかかる。 (B) 簡単な問題でも油断しない。 (C) 一発で、ビシッと決めるのが原則だけど、可能な限り、見直しをする。その時は、まず深呼吸をして、新しい気持ちで見直す。 っていう風にやろうと思った。 |
親からは、いつも、「ミスも実力のうち」って言われてる。もっと頑張ろうと思う!



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高校について(質問への回答)
2015.03.15 Sun



高校について(質問への回答)
いろいろな質問や、会って話を聞きたいといった連絡をもらっているのですが、それぞれに返信することは、ちょっと難しいです。それとブログ上でお答えするのも、(気持ちはあっても)、今、なかなか厳しい状況です。
そこで今日は、(書く予定のテーマを変更し)、できるだけ多くの方の参考になるように、複数似た質問があったことがらについて、書こうと思います。僕が通ったカナダの高校に留学したい、あるいは、転校したいけど、どうでしょうか?という質問です(この質問は、よく受ける質問のひとつです)。
まずは僕のブログや本に書かれている話、ぐーぐる先生からの情報などを知ったうえで、参考にしてください。
そもそも、僕の高校は、(ふつうの公立高校だけど)、プログラムは、かなり特殊です。
授業の時間数は、他の高校より少ないです。でも、テストや宿題、実験などはかなり多い方だと思います。つまり、(小学校のように)いつも隣の席が同じ人という状態でたくさんの授業を受ける、というタイプの学校ではありません。むしろ、大学に近いやり方です。
少し講義を聞いたら、あとは自分で勉強し、自分から先生に質問に行くやり方。だから、自分でドンドン進んでいくのが好きなタイプの人には、向いています。
でも、自分から先生にガンガン質問に行くことが苦手なタイプだと、少しサバイバルが厳しくなるかもしれません。
こういった特殊なプログラムの中で、上手にサバイバルするには、
(A) 自分から、先生やまわりに、(英語で)話しかけていける性格であること
(英語でのコミュニケーションが苦手だと、この点、ちょっと厳しくなるかもしれません)
(B) 自分で計画をたててその通りに実行していけるタイプであること
が、とても大事だと思います。
(自由な校風なので、ずっと遊んでて、あとでヤバい!ということもあり得ます。一言でいうと、大学みたい。大学風のやり方が好きなタイプと、もっとキッチリしばってほしいというタイプで、向き・不向きがあると思います)
あと、
(1)1ヵ月くらいの語学留学
(2)1年くらいの短期留学
(3)カナダの高校を卒業し、英語圏の大学進学を目指す留学
のどれにするのかで、学校の選び方が、ちがってくるかもしれません。
(1)の場合: 都市部の方が、語学学校が多いと思います。
(2)の場合: 僕は、どちらかと言えば、都市部より田舎をおススメします。
(田舎に行けば行くほど、よりカナダらしい雰囲気が味わえて楽しいと思うからです)
(3)の場合: これも僕は、どちらかと言えば、田舎の方をおススメします。
(田舎の方が英語母国語人の割合が多いので、英語力をつけるには良い気がするからです。もっとも、田舎へ行けばいくほど、ガリガリ勉強しない気がするので、楽しくても、遊び過ぎずに、しっかり勉強することが大事だと思います)
その他、
カナダは、あちこちに、IB(国際バカロレア)校があります。私立だけじゃなくて、公立でもあります。IB校は、国際的評価がとても高いようなので、それも検討するといいと思います。
どこの学校でも、短期でも長期でも、とても楽しい留学生活を送ることができると思います!





カナダ留学フェア 2015春後援:外務省・文部科学省・東京都 小・中・高校/語学学校/カレッジ/大学/IEC・ワーキングホリデー 【東京】
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く、く、くやし~~~い!パート2
2015.03.08 Sun



く、く、くやし~~~い!パート2





化学のミッドターム(中間テストみたいなもの)が、もどってきた!
(まだ、ミッドターム期間中だけど、化学は少し早くにテストがあった)
採点されたテストは、正面の机に置かれていて、学生達がそれぞれ自分のを探して取って来る。
そんな中、教授が僕に近づいてきた。教授は、「翔、すごく良くできていたよ!」ってニコニコしながら話しかけてきてくれた。名前も、おぼえていてくれた。

僕は、すぐに、つかんでいた自分のテストの点数を確認した。
96%だった。
教授のニコニコ表情に対して、僕はガッカリ表情を浮かべてしまった。

100%をねらっていた。いったい、どこを間違えたんだ?急いでチェックした。
難しい問題は全部できていた!
一番難しい問題も、僕はフルマーク(満点)がもらえてた!
じゃ、なぜ?
前の方の簡単な問題を落っことしていた。単純な読み間違い。問題文にAとBについて書いてあって、Aのことを聞いているのに、Bのことを聞いていると読み間違いして、Bを答えてしまっていた。

平均は、72%だったと教授が言っていた。
だから、成績は悪いわけじゃないっていうか、まあ、客観的には、かなりいい。
でも、ポイントは、そこじゃない!!!
なぜミスをしてしまうのか、どうしたらミスをなくせるのか、だ!
あれ?これって、前にも似たようなことを書いてたっけ・・・というわけで、タイトルは、
「く、く、くやし~~~い パート2」
前回

「く、く、くやし~い パート3」を書かなくていいようにしたいものだ。
つづく(つづきは、ミスの分析、そして対策編)。
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