古事記が英語になってた!
2015.09.28 Mon



古事記が英語になってた!
毎日、いろいろなことがあるんだけれど、なかなかアップできない。でも、これは、日本の話なので、がんばって更新!
実はこのところ、ちょっと、古事記について調べる必要があって、児童文学者の鈴木三重吉氏(1882年-1936年)の「古事記物語」(1920年)を拾い読みしてた。「古事記物語」の出だしは、こんな風です。
世界ができたそもそものはじめ。まず天と地ができあがりますと、それといっしょにわれわれ日本人のいちばんのご先祖の、天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)とおっしゃる神さまが、天の上の高天原(たかまのはら)というところへお生まれになりました。そのつぎには高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、神産霊神(かみむすびのかみ)のお二方(ふたかた)がお生まれになりました。
・・・・(中略)・・・・
それからまたお二人、そのつぎには男神女神(おがみめがみ)とお二人ずつ、八人の神さまが、つぎつぎにお生まれになった後に、伊弉諾神(いざなぎのかみ)と伊弉冉神(いざなみのかみ)とおっしゃる男神女神がお生まれになりました。
・・・(中略)・・・
女神は、そこから、黄泉(よみ)の国という、死んだ人の行くまっくらな国へたっておしまいになりました。
文章は、とてもわかりやすい。それと、神様の名前などに、ルビがついてる。
本になってるけれど、Kindleなどだと、無料で読むことができる。

著作権切れで、青空文庫などでも、全文無料で読むことができる。

それと、古事記(完全版):現代語訳+古事記物語+英文と絵画で読む(Kindle版)も、ざっと見た。これ。

この本は、150円!
中味はたくさん入っていて、別の人が現代語に訳した完全版と、上で紹介した鈴木三重吉氏の「古事記物語」も全部入ってて、解説などもあって、クイズもちょっとある。それと、英語版のも、ちょっと入ってる。
中に入ってる英語版のお話は、
The White Hare of Inaba 因幡の白ウサギと、
Birth of the Eight Islands 島々の生成の2つ。
(Basil Hall Chamberlainという人が、1919年に訳したもの)
Hareというのは、ウサギ(野ウサギ)という意味(Rabbitとはちがう)。上の本の英語版のところには、hare(野ウサギ)というように、日本語も書かれていた。
英語版の2つのお話は、文章は全部英語なんだけど、ところどころに、日本語の単語が、ちょっとつけ加えてある。たとえば「mythology 神話」ってあったり、「The Land of Iyo 伊予の国」っていう風になってた。そのほか、「Prince-Good-Boiled-Rice イヒヨリ彦」とか、「Princess-of-Great-Food オホケツ姫」なんていうのもあった。
それと、読んでたら、英語でも日本語でもない文が出てきて、アレッ!てビックリした。

文字の並びから、あ、これラテン語だなって思って調べたら、やっぱりラテン語だった。

後ろの方に、「やさしい古事記クイズ」というのが3つあった。僕は、Q3がおもしろかった。すごく納得した。


それから、1882年に出版された本、"THE KOJIKI" By Yasumaro O no, Translated by B. H. Chamberlain, Cover Design by Alex Struik という本も見つけた。
これ。

英語で古事記が読める。Kindleだと267円!
黄泉(よみ)の国のことは、THE LAND OF HADESって訳してあった。英語人は、たいていみんな、Greek Mythologyに出てくるHADESのことを知っているから、これだと、英語人にすぐに意味がわかる!
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料理教室体験記(2015年夏、渋谷にて!!!)
2015.09.21 Mon



料理教室体験記
(2015年夏、渋谷にて!!!)
今年の夏は、(カナダで、遺伝学のサマー・コースを取り、食道ガンのリサーチ・アシスタントなどの仕事をし、ボランティア活動をしたなどの他)、また、日本に一時帰国。
日本では、国内旅行(出雲大社・石見銀山など島根県旅行)をしたり、従姉妹の「華」姉さんとディスニーランドで遊んだり、別の従姉妹の「優」姉さんの2歳の子供に絵本を読んであげたり、従兄弟の「湊」兄さんとゲームをしたり、外科医だった大叔母さんに会いに行き、東京大空襲のときの話を聞いたり、テレビなどの取材を受けたり、ラジオに出演したりなどなど。いろいろ体験した。
今日は、そんな日本での夏の体験の一つを紹介。
父さんから、「お前は料理がまだまだだから、この際、日本で料理教室に通え」と言われ、とある料理教室の体験レッスンを受けることになった。僕の料理の腕はと言うと、リンゴの皮むきとか、簡単なスパゲッティくらいは作れるんだけど、まあ、その程度。
実は僕が通った高校には、選択科目(Electives)として、「料理(Food Studies)」のコースもあった。取りたかったんだけど、ビジネス・コンピューター・アプリケーション(Buisiness Computer Applications)のコースを取ることを優先したため、料理コースは断念。だから、いつかは、料理にも挑戦したいと思っていた。
というわけでレッスンをネットで予約。あるクッキング・スタジオ渋谷会場での体験レッスンに参加することになった。持参するように言われたエプロンとスリッパをもって、いざ出陣!
初めての場所で、このあたりかなあと思い、教室の近くてうろうろしていたら、きれいなお姉さんに声をかけられた。「レッスンご予約の方ですか?」と言われ、「はい、そうです」って答えると、受付まで案内してくれた。料金を支払い、ロッカーで靴をスリッパに履きかえ、エプロンをし、キッチンに出向く。
まわりは女性ばかり。平日の午前中のレッスンだし、たぶん僕はかなり浮いていたと思う。僕を担当してくれた料理の先生は、「フルタ」先生で、うろうろしてた僕に声をかけてくれた女性。先生1人につき2人の生徒。


まずは本日の料理、豚肉の生姜焼きの説明。
そして、立ち方、包丁の持ち方を指導される。立ち方もあるんだって、ビックリした。

キャベツの千切りをして、トマトときゅうりを切る。生姜の皮をむき、すりおろす。肉に切れ目を入れ、片栗粉をまぶす。みりんと醤油を計る。フライパンで肉を焼き、すりおろした生姜・生姜汁をまぜ、みりんと醤油をいれる。少し焼いたら、できあがり。
盛り合わせて試食。それから後片付け。洗い物も自分の分は自分でやるシステム。担当の「フルタ」先生はとてもていねいに、わかりやすく説明してくれた。作業は分担制じゃなくて、生徒それぞれが最初から最後まで通してやるやり方。一連の流れを全部体験できてすごくよかった。






もっとあったんだけど、お肉ドンドン食べちゃって、後であわてて写真を撮ったので、量が少なくなってます。

先生の説明はわかりやすくて楽しかったし、とてもおいしかったので、僕はガゼンやる気になって、また通いたい!と思った。でも、僕の日本滞在中に短期間集中で受けられるコースがなく、残念だった。最後に、「本日の料理のレシピ」をもらい、終了。
料理教室が終わった後、買い物してから従姉妹の家に行った。さっそく、習ったばかりの料理を披露。「華」姉さんは心配そうにながめてたけど、無難にこなす僕を見て、少し安心した様子。僕の作った料理で、夕食。評価は上々



A) 薄い肉でも、脂身とのさかいめに、ていねいに切れ目を入れること
B) 片栗粉は、まぶしてから、はらい落として、薄くつけること、
C) 生姜は、おろして作ったしょうが汁に、身の部分をちょっとまぜて使うこと
下ごしらえが大事!
それと、キャベツの千切りは、ネコの手で、トントントンとできるだけ薄く切る。
また、日本に一時帰国したら、料理に挑戦したい!と思った。


ちなみに、カナダでの空手家の食事会で、女性空手家の先輩から、「料理のできる男はモテるよ。」ってアドバイスされたことがある。そのとき、おもしろかったのは、それを聞いたまわりにいた男性空手家たちが、我も我もと、「俺は料理ができる!」とか「俺も料理がすごい得意!」とか、みんなで料理自慢を始めたこと。
これが普通なのか、それともカナダだからなのか、あるいは、男性空手家は料理が得意ってことなのかは、

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Sakasayoさんがブログで本の紹介をしてくれました!
2015.09.15 Tue



Sakasayoさんがブログに母さんの本の感想を書いてくれました!

ブログ(こども・英語・絵本・旅行 Yummy)でのご紹介は、こちらです。


上から一部引用します。全文は上のリンクからどうぞ。
・・・・・(前略)・・・・・
まず最初に・・・・
こちらの本は、英語の子育てに特化した物ではなく、ごく普通に日本で子育てする場合にも学ぶことが多い本です
でも、多くのことが英語育児とかぶるところがあると思います
まず教訓その1
出遅れていてもあきらめてはいけない
本当にそうですよね
「どうせうちの子は」と思ってはいけないのです
ということは・・・・
・・・・・(中略)・・・・・
本当にまったくその通りだと思います
自分でなかなか決められずにもじもじしちゃう・・・・それは家庭でお子さんに決定権を与えていない場合が多いのかな・・・と思ってしまいます
自分で決め、自分の意見をはっきりと主張できるようにするためには自己肯定感が本当に大切だと思います
あとがきでお母様は大村はまさんの「教えるということ」という本に触れていらっしゃいます
・・・・・(中略)・・・・・
他にも、早寝の薦めや裸足の生活の薦め、暖かい飲み物で身体を温める薦め、など、子育て中のママ必見の本となっています
ひょっとすると売り切れになっているかもしれませんが、必ず手元に届きますのでアマゾンでクリックしてみてくださいね
Sakasayoさん、どうもありがとうございました


Sakasayoさんは、僕の本についてもブログに感想を書いてくださったことがあります。
そのときのことを僕が書いたのは

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日本の中学校、2学期始業式での校長先生のお話
2015.09.12 Sat



日本の中学校、2学期始業式での校長先生のお話の中に、僕のことが出てきたそうです。
すごく光栄です!
ますます頑張らなくちゃと思いました。


愛知県岩倉市立岩倉中学校の2学期始業式(9月1日)での校長先生の式辞。
僕の本を読んだということ、そして、その内容をみんなに紹介してくれました。

すごくうれしく思いました。

「勉強にも運動にも取り組み、いろいろなことに挑戦して、自分を今まで以上に高める、1学期よりも進歩した2学期にするために」というテーマで、具体的に僕の言葉や勉強法を引用しての式辞だったようです。
特に注目した話として、僕の勉強法の中から3つ取り上げて、みんなに僕のことを紹介してくれていたことを知りました



スピーチうまいなあと思いました。とても参考になります。
僕は、僕の体験や勉強法や思いなど、僕と同世代、または小学校、中学校に通う日本のみんなに伝えたいと思って本を書いたので、校長先生が紹介する形で、多くの中学生に知ってもらって、すごくうれしいです。
どうもありがとうございます。

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大学、始まった!2年生!!
2015.09.09 Wed



大学、始まった!2年生!!
大学が始まりました! New Academic Year(新学年)がスタート!
(このところブログの方は、すっかりサボっていたにもかかわらず、たくさん応援いただき、どうもありがとうございます。

さて、大学の話。
授業などは、明日からで、
今日は、新入生を歓迎する日!
去年の今ごろ、僕は、1年生として、教授達や、先輩達に迎えられた。先生方のお話を聞いたり、グループに分けられて先輩達に大学内を案内してもらったり、クラブのテントをのぞいたり。
今年、僕は、2年生として、新入生を歓迎する側だ!

僕は、ある大学認定クラブのエグゼクティブ・メンバーの一人として、新入生を迎えた。テントをはって、新入生を待ち受ける。
でも、待ってるだけじゃない。テントから出て、歩いてる新入生たちに、ドンドン、話しかけるんだ。クラブメンバーで手分けして、何百人(それ以上?)って声をかけた。声のかけ方や、どんな風に話すかなどは、さらに上級生の先輩から習った。
のどが、カラカラになった。
話しかけるとき、服の色で、どの学部か分かることも多い。学部ごとに、シンボル・カラーがあるから。
今日みたいな大きなイベントの日の場合、新入生もふくめて、自分の学部のシンボル・カラーの服を着てることが多い(上級生のチームリーダーは、専用のシャツを着るんだけれど、その色も、自分の学部のシンボル・カラー)。
新入生には、事前に、「君の学部のシンボル・カラーは、この色ですよ。できるだけ、その色の服を着てきてくださいね。」ってお知らせが来る。だから、新入生も、協力して、そのカラーの服を着ていることが多い。
シンボル・カラーをチェックすると、自分が、ちがう学部の方に、まぎれこんでいないってことが、すぐに分かるから、一年生のとき、便利だった。
サイエンス学部は青。その他、たしか、アート学部はむらさきで、エンジニア学部は赤で、フォーレストリー学部はダークグリーンで、ランド&フードシステム学部は黒だった気がする。
だから、着ている服の色を見ると、だいたい、学部の予測がつく(もちろん、わからないときもあるけど)。
でも、最初は、「こんにちは! 君は、何学部?」って話しかける。答えやすい質問だからね。
で、それから、ちょっと雑談して、勧誘する。
うまくいった。
たくさん、新しい仲間が増えた!



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