Augmented Reality こっちで、すっげー話題に! Pokémon GO (ポケモン GO)
2016.07.10 Sun



Augmented Reality (AR)
拡張現実
こっちで、すっげー話題に!
今、こっちで、すっげー話題になってる

子どもの間でもかなり話題になってると思うけど、大学生や大学院生たちの間でも、すごい盛り上がってる。
僕の知り合いで言うと、僕より3歳から6歳くらい年上の人たちが(19歳から22歳くらい)、興奮気味に、熱く、語りまくってる。子どものころ、こっちで、「あれ」が、ものすごく流行ってたから、よけい感激するんだと思う・・・・昔、夢のように思ってたものが、Augmented Reality (拡張現実)になったから・・・。
(こういうまわりの反応を見てると、技術も大事だけど、やっぱ、コンテンツが大事だなって思う。もちろん、両方の融合が一番大事だ)
「あれ」は、僕が子どものころ、ちょっと上の世代(お兄さん・お姉さん世代)の間で異常に流行ってた。その影響もあって、僕の小学校では、新しい学校ルールが作られた。「あれ」のカードを学校に持ってくるのが禁止になったんだ(他の遊び道具や他のカードはOKだったのに)。それくらい、爆発的に流行ってた。
僕自身、「あれ」の図鑑を見て、いろいろ覚えてた。当時、英語の本と日本語の本の両方を持ってて、両言語で覚えてた。主人公の名前、英語と日本語で、ちがうんだ。そのほかにも、けっこう覚えること多くてね。Grade 3の頃だったかな。友だちとも遊んでた。なつかしい。

何の話かって?
・・・ポケモンの話。
今、こっちで、スーパー話題になってるのは、

Pokémon GO is quickly taking the world by storm, but not as quickly as some parts of that world might like. Nintendo’s new augmented reality app is currently available in the US, Australia and New Zealand, but that leaves a pretty vast swath of the world Pokemon-less. There’s not much information available at the moment: the initial press release said only that Pokémon GO would be “coming soon” to Canada, Europe and South America, and that’s all the company has said so far. Check back for more.
(forbes.comから)
そう。ほんと、ストームみたいな激しい勢い。カナダでは、オフィシャルには、「coming soon」(つまり、公式にはまだ始まってない。もうすぐ始まるから楽しみに待っててね)って段階らしいんだけれど・・・・・・・・・実際のところ、カナダ人たちは、とっくに、(アメリカで使えるようになったころから)もう使い始めてて・・・(あわわ・・・むにゃむにゃむにゃ)。公式スタートを待ちきれないらしい。

In case you don’t know, Pokémon GO is a game where you actually get to hunt down and capture Pokémon. But instead of catching them with a Pokéball, you have to catch them with your phone.
Using the GPS and camera on your phone, your mission is to locate the Pokémon on the map, then you simply walk over to them, throw your Pokéball on the floor and the Pokémon is yours.
(mtlblog.comから)
ざっくり言うと、ケイタイ(スマホ)のGPSとカメラを使って、リアルな世界にいるポケモンを探し出し、ゲットするって話。捕まえるポケモンは、デジタル(digital critters)なんだけど、家の中で遊ぶんじゃない。実際に、さとし(英語だと、Ash)みたいに、自分の足で外を歩き回って探して、外で捕まえるっていうところが、ものすごく革命的なんだ。
でも、注意も必要だ。
これ、アメリカのワシントン州の交通局のオフィシャルツイッターアカウント(Official Washington State Department of Transportation Twitter account)が、ツイッターで「注意」を呼びかけたことを知らせる記事。(安全に遊んでね。車の運転中は遊ばないでね。って話)
(Don't play Pokemon Go while driving a car, state says "No Pokemoning from behind the wheel."から。7月8日の記事)
The state of Washington's Department of Transportation has a message for Pokemon Go players: don't play while driving.
In a tweet today, the Washington DOT advised fans to play the game safely. "No Pokemoning from behind the wheel," the government agency said in its message, which was accompanied by an animated GIF of the Pokemon Eevee.
If your weekend includes looking for #Eevee on #PokemonGO, please do so safely. No Pokemoning from behind the wheel.
— Washington State DOT (@wsdot) July 8, 2016
そのツイッターの写真はこちら。

ちなみに、上のツイッターのbehind the wheel って表現は、よく使うイディオム。driving a vehicleと同じ意味。「運転中」って訳すことができる。「wheel(ハンドル)の後ろからポケモン探しをしないでね」っていうのは、つまり、「車を運転してるときは、ポケモン探しをしないでね」っていう意味。
The message from Washington's DOT is not the first from an official government authority. Earlier this week, Australia's Northern Territory Police, Fire, and Emergency Services published a post on its Facebook page telling Pokemon Go players to look up once in a while.
オーストラリアのノーザンテリトリーの警察フェイスブックでも、注意を呼びかけたみたいだ。遊ぶときは、まわりをよく見てねって話。
まあ、こんな風に話題になるくらいだから、こっちでどれほど流行っているか、わかってもらえると思う。
カナダの大学生(僕の大学じゃないけど、あるカナダの大学の学生)が、「ポケモンGOで遊んでて、(ポケモンを探して)ウロウロしてたら、こんなポケモンを見つけました!」って説明とともに、ホンモノのクマの写真をアップしてた。さすがカナダだぜ!で、あっという間に2000 Likeついて、「それで、捕まえましたか?」とか、「ちょっと弱らせてから捕まえた方がいいんじゃないですか?」とか、いろいろコメントも入ってた。
そのほか、ニュースでも、奥さんがC-section(帝王切開)で出産するんでその準備のためにつきそってた病院の部屋にポケモンがいて、ビックリ。写真をとったうえで、ポケモンを捕まえたって話が出てた。病院内にも、ポケモンがいるのか?という話はさておき、かなりのフィーバー。
奥さんが大変なときに、そんなことしてるなんて・・・っていう批判もあったみたいだけれど、奥さんは、全然、怒ってなかったって。この記事。写真つき。

(・・・have to low-key・・・ってキャプションは、インパクトがあるっていうか、想像するとなんか少しニヤっとしちゃう表現だけど、実際は、奥さんに話しながら仲良くやってたみたい)
地図もガイドも出てる。というわけで、カナダやアメリカやオーストラリアやニュージーランドで、もし、ケイタイ(スマホ)もって、うろうろ怪しげな行動してる人を見かけたら、その人たちは、ポケモン探しをしてるトレーナーたちの可能性が高いです。
Pokémon GOは、アメリカで、アップルiTunesのFree Apps(無料アプリ)のNo.1になってるし、相当の人数の人たちが、今、これで遊んでると思う。Forbesがグラフを出して説明してた。Pokémon GO' Is About To Surpass Twitter In Daily Active Users On Androidって。
そもそも、iTunesのFree Apps(無料アプリ)の1位になるって、ものすごいこと。さっき、アメリカでのランキングを見たけど、Snapchatが3位、Messengerが4位、Google Maps-が5位、Instagramが6位、Facebookが7位、YouTubeが8位という状況(さらに言うなら、Netflixが15位、Spotify Musicが16位、Amazon appが20位、Twitterが28位、ちなみに2位は、NBA LIVE Mobile)で、これらをおさえての1位って、「とんでもない嵐」が吹き荒れてるってこと。
Is your Facebook feed overrun with posts about Pokemon GO? Probably. Have you seen an unusually large amount of people congregating in local parks despite the summer heat? Yep.・・・とまあ、こういう状態(forbes.com)。
いずれ、旅行業界などとも結びついてくる気がする。ポケモンがいるだけじゃなくて、ジムなどもあるわけだし。横のつながりもできてくる。それにコレクターからしたら、自分ちの近くだけじゃなくて、遠くにいるのも捕まえたくなるのは時間の問題だし。
ただ、スマホのスクリーンばっかり見ながら歩いてて、現実世界の方を見てなくて、(でも、体は現実世界の方にあるわけで)、興奮し過ぎて必死になりすぎちゃって、つまづいたりして、ケガをしてしまったっていう報告もたくさんあがってる。unexpected side effect: injuriesなんていうタイトルの記事もあった。遊ぶときは、よくまわりを見ながらじゃないとね。
そのほか、アメリカのワイオミング州で、ティーンエージャーが、川の近くで、ポケモンGOで遊んでたら(ポケモン探しをしてたら)、ポケモンじゃなくて、ある男性のBODY(死体)を発見し、911(日本語だと110)したって話もニュースになってた(北米だけじゃなく、イギリスBBCのニュースにもなってた)。
今までにも、Augmented Reality (拡張現実)のゲームはあったみたいなんだけど、ポケモンGOは、別格。まあ、とにかく、ものすごく、流行りまくってて、いろいろな形で、話題になりまくってます。
日本ではどうなってんだ? と思ったら、公式サイトがあった。これです。

クリックもらえると、すごくうれしいです!









Category: カナダでバイリンガル生活
Edit | Permanent Link | Comment(4) | Trackback(-)
| HOME |