武士道 BUSHIDO:THE SOUL OF JAPAN

2012.08.12 Sun

 にほんブログ村 英語ブログへ  

武士道 BUSHIDO
THE SOUL OF JAPAN


新渡戸記念庭園 からのつづき。

「BUSHIDO: The Soul of Japan (BY INAZO NITOBÉ, A.M., Ph.D.)(武士道:日本の魂、新渡戸稲造著)を読み始めた」と、空手の先輩(哲学の学究世界にいるカナダ人)に言ったら、

「君がもうちょっと大きくなったら、いっしょに、武士道についての本を書こう」と言われた。
 僕は、「はい」と元気良く答えた。


勢いで答えたものの、相手は、有言実行(ゆうげんじっこう)タイプの先輩。

ひょえ~~~~~っ 大変なことになった。



化学と物理と数学だけじゃなくって、もっともっと、日本語と英語の勉強もしないと・・・


うちに、「武士道」解題(ノーブレス・オブリージュとは)李登輝著っていう、日本語の本もあるんだけれど、


・・・実は、僕は、まだ、読んでない。 
すごくいい本だって聞いているので、近いうちに、ぜひ読みたい。

でも、ひとつずつ、ひとつずつ。

まず、新渡戸稲造先生の本(英語:オリジナル)を読み終える。
そしたら、次に、李登輝先生の本(日本語)を読む。

両方とも、読みこなすには、かなり多くの知識が必要なんだろうけれど、知識をつけてから読む、と考えていたら、いつまでたっても、読み始められない。だから、まず、読み始める。で、わからないことは、調べながら、少しずつ読んでいく。これでいこうと思う。


調べてみたら、マンガ版の「武士道」もあった。
「武士道」(マンガで読破)新渡戸稲造著 イースト・プレス



英語と日本語の両方で書かれているタイプの「武士道」もあった。
「武士道」(対訳日本双書)新渡戸稲造著 IBCパブリッシング
この本は、ひっかかりそうな言葉にちょっとした短い解説が横についているので、読みやすいかもって思った。



新渡戸稲造先生の「武士道」(1900年出版)って、100年以上たった今でも、大人気。不朽(ふきゅう)の名著だなって思う。

President Theodore Roosevelt (セオドア・ルーズベルト第26代アメリカ大統領)も、
President John F. Kennedy (ジョン・F・ケネディ第35代アメリカ大統領)も、
Robert Baden-Powell(ロバート・ベーデン=パウエル男爵。ボーイスカウト創設者。イギリス人)も、この本の読者として知られている

Francis Brinkley (フランシス・ブリンクリー:アイルランド人ジャーナリスト)も、読者の一人で、日露戦争勃発時に、ザ・タイムズで、「日本武士道論」という日本擁護(ようご)の論陣(ろんじん)をはったと聞いた。

NicholasⅡ of Russia (ロシア皇帝ニコライ2世)も、読者の一人らしい。この本によって日本民族がいかなる民族かを知り、日本を深く研究しなかったロシアの開戦論者達の軽挙妄動(けいきょもうどう)を嘆(なげ)いたと伝えられているそうだ(「武士道」PHP文庫から)。各国語に翻訳されてる世界的名著だけのことはある。 


ちなみに、
軽挙妄動(けいきょもうどう)をいましめるイディオムidiomに、
Look before you leap.っていうのがある。
直訳すると、「飛ぶ前に、(よく)見よ」で、こっちでは、よく使う表現だ。Think about possible problems before doing something.っていう意味。
日本語のことわざで言うと、「ころばぬ先の杖(つえ)」(何かをはじめる前には、しっかり準備して、慎重に)に似てる感じって言えばいいかな。


話をもどす。

出版された1900年当時の米国大統領セオドア・ルーズベルトは、読み終わった後、とても感激し、「この本を読んで、はじめて日本人の徳性を知った。...また、5人の子ども達にも、一冊ずつ与え、日常熟読して日本人のように高尚で優美な性格と誠実剛毅(せいじつごうき)な精神を涵養(かんよう)すべしと申しつけた」そうだ。

英語でこんな風に書いてあるのを見つけた。
Theodore Roosevelt, we are told, was so enamored by Bushido that he bought 60 copies to distribute to family and friends. ("The Journal of Japanese Studies" F.G. Notehelfer, University of California, Los Angeles から)
セオドア・ルーズベルト大統領は、「武士道(新渡戸稲造著)」に深く魅了(みりょう)されたため、家族や友人らに配るため、60冊も買い求めたと言われている。

そして、ルーズベルト大統領は、日露戦争終結(1905年)のときに、ハーバード大学で同窓だった金子堅太郎(初代総理伊藤博文の秘書官)から日露講和条約の調停役を頼まれると、「私は貴国のことはよく知らないが、“ブシドー”はよく知っている。あの崇高なる精神を持った国ならば、およばずながら協力したい」とこころよくその役を引き受けたそうだ(「武士道」IBCパブリッシングから)。

この本が世界に与えた影響は、ものすごいものがあるんだなって思った

つづく。

つづきは、こちらです。「武士道」を読む

クリックもらえると、すごくうれしいです! 
                 
 にほんブログ村 英語ブログへ 
akihito_sensei_banner.gifブログランキング・にほんブログ村へ

空手の話は、コチラ Click here for karate episodes.

いつも、応援クリックと拍手、ありがとうございます!
Click Here!   Thank you very much! 
 
Related Entries

Category: 日本の話・日本語学習・日本文化

Edit | Permanent Link | Comment(6) | Trackback(0)

PageTop↑

Comment

 >>URL

Re: タイトルなし

黒田裕樹 さんへ

> 仰るとおり、新渡戸稲造の我が国に対する隠れた(?)貢献度はケタ違いに大きなものがありますね。

はい。世界各国に、すごい影響を与えた本なんだなって思いました。

> 「武士道」の本ですか…。手強い相手かもしれませんが、打ち破る楽しみは倍増ですね。時間はかかっても是非とも成し遂げてください!

かなり、時間がかかりそうです。

> 私もいつの日か自分の歴史講座の本を出したいものですが…。

はい、楽しみに待っています!v-411

Edit | 2012.08.17(Fri) 15:11:51

黒田裕樹 >>URL

仰るとおり、新渡戸稲造の我が国に対する隠れた(?)貢献度はケタ違いに大きなものがありますね。

「武士道」の本ですか…。手強い相手かもしれませんが、打ち破る楽しみは倍増ですね。時間はかかっても是非とも成し遂げてください!

私もいつの日か自分の歴史講座の本を出したいものですが…。

Edit | 2012.08.14(Tue) 23:18:00

 >>URL

Re: タイトルなし

hamaさんへ

> 翔さんのブログではいつも目上の人を先生と呼んだりとてもpoliteな姿勢が見受けられ、私は翔さんを尊敬してしまいます。アメリカ人はよくsirを使っているのをみますがカナダでも同じですか?これはイギリスにはない風習ですね。とてもいい風習だと思います。

時々です。警察官とか国境にいるオフィサーとかいう立場の人が、ふつうの人(男性)にたいして、sirって言っているのを何度か聞いたことがあります。

> 武士道の影響力 すごいですね。つくづく読まなければと思いました。いつもは翻訳の本は好まないのですが(自分の解釈と違う場合があると気になるので)新渡戸先生本人による対訳書があるなんてちょっとラクしてこちらを読んでみたいです。

あ、誤解させる書き方をしてしまったみたいで、すみません。
新渡戸先生は、日本語では書いていらっしゃらないと思います。英語で書いただけだと思います。

紹介した対訳書は、「翻訳:樋口健一郎、国分舞」って書いてあります。でも、英文の原文も書いてあるので、両方読んで、原文の雰囲気を味わうことができると思います。ひっかかりそうな言葉の説明も書いてあるので、僕としては、最初におススメするなら、これかなって、今のところ、思ってます。(^^)

僕自身は、まず、英語で読んでるところです。

> 遅くなりましたが黒田先生のブログ訪問させていただきました。たくさん、そして楽しく書かれたブログですね。これからすこしづつ読ませていただき勉強していきたいと思います。翔さんありがとうございます。

こちらこそ、コメント、どうもありがとうございます。コメントいただくと、元気が出ます!v-411
日本の歴史、僕も、勉強しているところです。知らないことがたくさんです。
秀吉の朝鮮出兵、なんでかなあって思っていたんだけれど、そのナゾが解けました。(@@)
http://rocky96.blog10.fc2.com/category32-1.html
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1582.html

Edit | 2012.08.14(Tue) 09:32:34

hama >>URL

翔さんのブログではいつも目上の人を先生と呼んだりとてもpoliteな姿勢が見受けられ、私は翔さんを尊敬してしまいます。アメリカ人はよくsirを使っているのをみますがカナダでも同じですか?これはイギリスにはない風習ですね。とてもいい風習だと思います。

武士道の影響力 すごいですね。つくづく読まなければと思いました。いつもは翻訳の本は好まないのですが(自分の解釈と違う場合があると気になるので)新渡戸先生本人による対訳書があるなんてちょっとラクしてこちらを読んでみたいです。

遅くなりましたが黒田先生のブログ訪問させていただきました。たくさん、そして楽しく書かれたブログですね。これからすこしづつ読ませていただき勉強していきたいと思います。翔さんありがとうございます。

Edit | 2012.08.14(Tue) 07:07:29

 >>URL

Re: タイトルなし

yonishさん、お久しぶり~~~~~!!! うれしいです!

> 翔さんお久しぶりです!!(´∀`;)汗
> しばらく来れなくてすみませんでした…
> 前回の記事の日本庭園、キレイでした…(´Д`)

ありがとうございます(^^)

> 新渡戸さんの「武士道」は、英語で読もうとして一ページ目でコケた記憶があります( ̄▽ ̄)笑

一ページ目で、うぐっ、うぐっ、これは、ふつうじゃない(@@)って、思いますよね。
でも、シェークスピア原文よりは、ずっと読みやすいし、意味もわかります。あ、当然か。

文体もスゴイけど、それ以上に大きいことは、(他の人へのコメントでも書いたんだけど)、書いてある内容ですよね。ざっと見てみたんだけど、僕の知らない人のことや知らないことがらが、いろいろ引用されてる。そういうのをちゃんと知ってる欧米の大人の人向けに書かれてる。だから、それらを知らない僕は、そこでちょっとひっかかってしまうっていうのがある。少しずつ、調べながら、読もうって思っています。

> あれって、新渡戸さん本人が英語で書いたんですよね。
> さすがお札になる人は違うなぁと…( 一一)笑

ドイツ語もスゴイみたいですね。ドイツで博士号とっていらっしゃるし。
もともと、新渡戸先生、日本にいたときから、英語、突出してすごかったみたいです。

> 翔さんの本が出版されたらぜひ教えてくださいね!(´∀`)ワクワク

あわわわ

> その時は日本語訳も一緒に出してもらえると嬉しいです。。笑

はい。(あ、また、勢いで何となく答えてしまった。笑。)

でも、yonishさんの場合、英語、全然問題なく読み書きできるじゃないですかあ~。(^^)

Edit | 2012.08.13(Mon) 03:57:50

yonish >>URL

翔さんお久しぶりです!!(´∀`;)汗
しばらく来れなくてすみませんでした…


前回の記事の日本庭園、キレイでした…(´Д`)


新渡戸さんの「武士道」は、英語で読もうとして一ページ目でコケた記憶があります( ̄▽ ̄)笑

あれって、新渡戸さん本人が英語で書いたんですよね。
さすがお札になる人は違うなぁと…( 一一)笑


翔さんの本が出版されたらぜひ教えてくださいね!(´∀`)ワクワク

その時は日本語訳も一緒に出してもらえると嬉しいです。。笑

Edit | 2012.08.12(Sun) 21:50:35

Comment Form


TrackBack

お知らせ(新)

僕の本が出ました。いつも応援ありがとうございます。これからも頑張ります! 僕が14歳でカナダ名門5大学に合格できたわけ
       応援、深く感謝しています

お知らせ

僕の本が出ました。いつも応援ありがとうございます。これからも頑張ります!「ザ・ギフティッド」  

お知らせ2

この本には、僕のコラムもあります。 「9歳までに地頭を鍛える!37の秘訣」

全記事表示リンク

Comments+Trackback

Comments<>+-
Trackback <> + -

メッセージ

このブログはリンクフリーです。リンクはご自由にどうぞ。

Blog Ranking

ブログランキング・にほんブログ村へ ブログランキングならblogram

カレンダー

04 | 2021/05 | 06
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

メールはこちらへ

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード

QR