学校で習った英文書きかえ練習

2012.11.26 Mon

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学校で習った英文書きかえ練習

今日の話は、「個人面談」のつづき。まだ、読んでない方はコチラです。個人面談

よくわからないというコメントがあったので、英文書きかえ練習について、具体例をあげて書いてみます。学校で習った文法勉強用の例文。(なるべく日本語で書いてみますが、日本で習う英文法の説明と同じかどうかは、僕にはわからないです。あくまでも、僕がカナダで習ったことだという前提で、読んでください。)

例えば、
(A) The CIA feared the president would recommend to Congress that it should reduce its budget.
という文章。(ん。まあ、英文の「内容」は気にしないでください。「文法」問題なので。ちなみに、これ、先生からもらったプリントの一番最初に出てたヤツ。)


まず、この文章を、文法的に、分析(ぶんせき)します。
Verbs は、どれか?  feard, recommend, reduce 
Subjects は、どれか? The CIA, the president, it
Actions は、どれか?  feard, recommend, reduce 
Characters は、どれか? The CIA, the president, it

つまり、(A)の文章は、すべての Actions が、Verbs で表現されていて、また、すべての Characters が、Subjects で表現されているわけです。こういう文章は、Direct で Clear。つまり、とてもわかりやすく、読みやすい文章です(単純な文章・・・ともいえる。おもしろみはないかもしれないけど、もっとも基本の書き方です)。

次に、この(A)の文章の Verbs を nominalize 名詞化してみます。Characters は、Subjects のままで変えません。

具体的には、上の3つの動詞を名詞に変えるわけです。
feard → fears
recommend → recommendation
reduce → reduction

そして、これらの名詞を使って、同じことを表現し直してみます。Characters は、Subjects のままです。

そうすると、
(B) The CIA had fears that the president would send a recommendation to Congress that it make a reduction in its budget.
という文章に書きかえることができます。

feard, recommend, reduce を 名詞化した代わりに、新しく、had, send, make といった別のVerbs を入れることになったわけで、その分、wordy 言葉がよぶんにあってまわりくどい って感じの表現になります。

とはいっても、(A)と(B)は、まだ、それほど大きなちがいじゃないです。(B)は、ちょっとまわりくどいけど、それでも、わりとわかりやすい文章です。それはなぜかというと、(B)は、3つの nominalizations を使ったとはいっても、まだ、Characters が Subjects になってる文章だからです。

では、次は、Subjects を変えます。 Characters を Verbs の Subjects ではなく、Prepositional Objects にして、同じ意味になるように、書きかえてみます。(A)のVerbs は、(B)のように、nominalizations したままです。

そうすると、たとえば、
(C) The fear on the part of the CIA was that a recommendation from the president would go to Congress for a reduction in its budget.
っていうように、書きかえることができます。

この文章を分析(ぶんせき)してみると、
Verbs は、was, would go
Actions は、fear, recommendation, reduction
Subjects は、The fear on the part of the CIA, a recommendation from the president の2つです。
Characters は、the CIA, the president, Congress, its

(B)と (C)をくらべると、(C)は、(B)よりずっとわかりにくい文章になってます。それは、Characters である  the CIA, the president, Congress が、Subjects of Verbs ではなく、 
of the CIA,  from the president, to Congress
というように、Prepositional Objects になっているからです。

(C)からすべての Characters をのぞいて、もっと clear じゃない文章を書いてみると、
(D) There were fears that there would be a recommendation for a recudtion in the budget.
となりますが、ここまですると、Characters がとりのぞかれているため、よくわからない文章になってます。 
この(D)を分析(ぶんせき)してみると、
Verbs は、were, be
Subjects は、There, there
Actions は、fears, recommendation, reduction
Characters は、なし
ということになります。

授業とプリントで、こういったことを習いました。で、たくさんの文章を、こういうやり方で分析(ぶんせき)したり、(A)→(B)→(C) あるいは、(A)→(C) に書きかえるとか、逆に、(C)→(B)→(A) あるいは、(C)→(A)に書きかえるとかといった練習をしました。上に書いたのは例題。練習では、もっとずっと長い文章の書きかえもやりました。けっこう苦労しました。

こういうのは、英語を外国語として覚えた人からしたら、オチャノコサイサイ、すごく簡単なことなんだろうなって思います。

でも、英語を生活の中で覚えた人間にとっては(これ、僕もふくみます)、こういうのは、意外に難しい。コツをつかめば大丈夫なんだけど、最初、えっ?んんん?って思います。英語ネイティブの場合、何種類もの似た意味の文章を作ること自体は、簡単にできる。でも、だからといって、文法的に文章を分析(ぶんせき)できるとは限らない。それは、全く別の話。ネイティブであっても「文法の勉強」をしなければ、先生の出題意図(いと)にしたがった書きかえ、指定された文法に基づいた書きかえができないのは当然。だからカナダ人クラスメートたち、結構苦労してた。僕も、結果は、100% をとれたけど、それは、努力の証(あかし)。しゃべるときみたいに無意識でやったわけじゃなくて、プリントを一生懸命読んで、たくさん練習して、できるようになりました。

母国語であっても、日々の勉強が必要ってことです!

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Re: 感心しきり

のんき さんへ

> ありがとう。
> 今まで受けたどの先生の授業よりよく理解できました。
> とても大きな才能と可能性を持ったあなたが、私たちにいろんなメッセージを送り続けてくれること感謝しています。
> 今後の活躍がとても楽しみです。

ありがとうございます。v-411
先生に習ったこととプリントをまとめて日本語に訳しただけなんです。
はい。がんばりま~す。

Edit | 2012.11.28(Wed) 00:54:12

のんき >>URL

感心しきり

ありがとう。
今まで受けたどの先生の授業よりよく理解できました。
とても大きな才能と可能性を持ったあなたが、私たちにいろんなメッセージを送り続けてくれること感謝しています。
今後の活躍がとても楽しみです。

Edit | 2012.11.27(Tue) 00:59:02

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