解剖(かいぼう)
2013.01.23 Wed



Cow Dissection 牛の解剖(かいぼう)


解剖(かいぼう)の話が、イヤな人は、ここから先は、読まないでください。








































高校で、生物や化学の先生たちによる、Cow Dissection 牛の解剖(かいぼう) があった。
Biology 生物 か、Chemistry 化学 をとっている生徒は集まるように言われた(僕も行った)。
突然(とつぜん)だったので、ちょっとビックリ。

先生たちは、生徒に、見てるだけじゃなくて、ゴム手袋をしてさわるようにって言った。
ちょっとこわごわって感じだったけど、みんなでさわった。
医学系を志望する生徒も多いから、将来の解剖実習(かいぼうじっしゅう)にそなえてっていう意味もあるのかなあ?
牛は、とても、とても、大きかった。そして、・・・赤かった。

(牧場で、遠くから、生きてる牛を見るのとは全然ちがった。)
母さんから、大学病院での、人間の Autopsy 司法解剖(しほうかいぼう)のことは、聞いたことがある。ご遺体(いたい)のすぐ横で立ち会ったって。死因(しいん)を特定するため、いろいろ調べるって。頭蓋骨(ずがいこつ)をあけて、脳をうすく切って血の状態を確認したり、胃(い)をあけて最後の食事がどれくらい消化されてるかを調べたり、そのほか、心臓(しんぞう)はじめ、さまざまな臓器(ぞうき)の重さをはかったり、細かく切って異常がないか顕微鏡(けんびきょう)でのぞいたり。いろいろ、いろいろ、いろいろ。パッと見て、首をしめられたことが死因(しいん)と思われるケースでも、本当に他の可能性がないのか、首をしめられた時点で生きてたのはまちがいないか、などを確認するって。
僕が学校で見たのは、そういう細かいやり方とはちがった。
どこにどういう臓器(ぞうき)があるのかを確かめる、っていう感じだった。

あと、先生たちは、生徒達の前で、Lung 肺(はい)を切って、中がどうなってるのかを見せたりした。
あたり前だけど、先生たちが、生きてる牛を、学校で殺したわけではない。生徒の解剖(かいぼう)学習用の牛ということで、政府の専用の農場から送られてきたって聞いた。ミルクをしぼる用や食べる用の牛とは、全く別に育ててるらしい。ミルクをたくさん出させたり、肉を多くつけさせたりする必要がないから、育て方がちがうってことかな。
あ、それと、生徒に与えるショックを考えてなのか、牛の頭とか手足とか皮とかはなかった。だから、かりに「これは、熊だよ。」って言われても、区別つかなかったと思う。ただ、ものすごく大きいから、大きな動物だってことは、わかる。
牛さん


考えてみたら、僕たちは、いろいろな生き物を食べて生きてる。
他の生物の命をいただいて、生きてるんだなって、改めて思った。。。

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Category: 中学・高校
Comment
翔 >>URL
Re: タイトルなし
lele.mama さんへ
> 私はドラマの中の手術シーンも見ることができないです(T_T)
> 翔君は、他の子より年下だから、解剖の授業ってのはちょっと気持ち面でハードだった??
なんとか、大丈夫でした。僕も、みんなといっしょに、先生に言われたように、ゴム手袋してさわりました。
> 貴重な体験だったね。
はい。そう思います。
> 私はドラマの中の手術シーンも見ることができないです(T_T)
> 翔君は、他の子より年下だから、解剖の授業ってのはちょっと気持ち面でハードだった??
なんとか、大丈夫でした。僕も、みんなといっしょに、先生に言われたように、ゴム手袋してさわりました。
> 貴重な体験だったね。
はい。そう思います。
Edit | 2013.01.24(Thu) 16:13:14
lele.mama >>URL
私はドラマの中の手術シーンも見ることができないです(T_T)
翔君は、他の子より年下だから、解剖の授業ってのはちょっと気持ち面でハードだった??
貴重な体験だったね。
翔君は、他の子より年下だから、解剖の授業ってのはちょっと気持ち面でハードだった??
貴重な体験だったね。
Edit | 2013.01.24(Thu) 14:26:57
翔 >>URL
Re: タイトルなし
Teo Choccot さんへ
> そうそう、私も牛の目玉(取り出してあるモノ)を見て
> 「おっきい〜〜〜〜!」と思ったことがあります。
目玉!ですか。
> 牛は、何でも大きくできているから
> お勉強用にはうってつけの動物なんでしょうね。
たぶん、そうなんだと思います。それと、牧場も多いし、身近な動物なのかもしれません。
> 日本では、高校ではカエルの解剖をしますが
> (少なくとも私達の時代には、ですが)
> 小さいし、何がどうなってるのかよく分からなかったりします・・・
> カエルさん、残念です。
はい。そうですね。申しわけないっていうか、ありがとうございますっていうか。。。
たくさんの命をいただいて、僕たちの今があるっていう気がします。
Sakasayo さんへ
> すごいですね
> カナダは牛の解剖をやるんですね~
はい。僕、ちょっとビックリしました!
> 日本では魚とかカエルとか・・・だと思います
なるほど。
> 命のありがたさを実感できますよね
はい。ほんとうに・・・。
ムダにしちゃいけないって思います。
> そうそう、私も牛の目玉(取り出してあるモノ)を見て
> 「おっきい〜〜〜〜!」と思ったことがあります。
目玉!ですか。
> 牛は、何でも大きくできているから
> お勉強用にはうってつけの動物なんでしょうね。
たぶん、そうなんだと思います。それと、牧場も多いし、身近な動物なのかもしれません。
> 日本では、高校ではカエルの解剖をしますが
> (少なくとも私達の時代には、ですが)
> 小さいし、何がどうなってるのかよく分からなかったりします・・・
> カエルさん、残念です。
はい。そうですね。申しわけないっていうか、ありがとうございますっていうか。。。
たくさんの命をいただいて、僕たちの今があるっていう気がします。
Sakasayo さんへ
> すごいですね
> カナダは牛の解剖をやるんですね~
はい。僕、ちょっとビックリしました!
> 日本では魚とかカエルとか・・・だと思います
なるほど。
> 命のありがたさを実感できますよね
はい。ほんとうに・・・。
ムダにしちゃいけないって思います。
Edit | 2013.01.24(Thu) 10:44:37
Sakasayo >>URL
すごいですね
カナダは牛の解剖をやるんですね~
日本では魚とかカエルとか・・・だと思います
命のありがたさを実感できますよね
カナダは牛の解剖をやるんですね~
日本では魚とかカエルとか・・・だと思います
命のありがたさを実感できますよね
Edit | 2013.01.24(Thu) 08:20:34
Teo Choccot >>URL
そうそう、私も牛の目玉(取り出してあるモノ)を見て
「おっきい〜〜〜〜!」と思ったことがあります。
牛は、何でも大きくできているから
お勉強用にはうってつけの動物なんでしょうね。
日本では、高校ではカエルの解剖をしますが
(少なくとも私達の時代には、ですが)
小さいし、何がどうなってるのかよく分からなかったりします・・・
カエルさん、残念です。
「おっきい〜〜〜〜!」と思ったことがあります。
牛は、何でも大きくできているから
お勉強用にはうってつけの動物なんでしょうね。
日本では、高校ではカエルの解剖をしますが
(少なくとも私達の時代には、ですが)
小さいし、何がどうなってるのかよく分からなかったりします・・・
カエルさん、残念です。
Edit | 2013.01.24(Thu) 07:12:30