カナダ高校生の間で今流行ってる本
2013.02.10 Sun



カナダ高校生の間で、今、流行(はや)ってる本
いいことがあった


図書館で行われた 高校生用のJeopardy (クイズ)に勝って、prize (プライズ 賞品しょうひん)をゲットしたのだ



Jeopardy は、どういうやり方をしたかというと、かなり単純。進行役の先生が、何かを言う。先生の言ったことがあっているか、まちがっているかを、あてる。
先生から、True (あってる) or False (まちがってる)

False (まちがってる)と思った生徒は、Falseと決められたエリアに移動する。で、正解の人が勝ち残っていく。これを、ドンドン繰り返すのだ。

出題は、いろいろな範囲から出された。
僕は、Jeopardy、結構、強い方だ。小学校時代、Gifted クラスで、遊びとして、よくやってた(Gifted Programでやった Jeopardy は、True or False で答えるんじゃなくて、自分でちゃんと回答を言わないといけないものだった)。
Gifted クラス の先生から、「Jeopardy のテレビ番組を見るといいよ。」って言われたことがある。でも、僕は、そういう番組はほとんど見てない。それなのに結構強いのはなぜかっていうと、たぶん、今までに、かなりたくさん本(手当たりしだいって感じで、いろいろな分野の本)を読んできたからっていうのと、かなりたくさんワークブックをやったことがあるから(いろいろな分野の本からの抜き書きぬきがきを読んだことがあるから)なんじゃないかなって思う。
たとえば、こういう出題があった。
「ドラキュラという本がありますが、これには、モデルとなった実在の人物がいます。True or False?」とか。
くわしくは知らないけど、「ドラキュラ伯爵(はくしゃく)というのは、15世紀のルーマニアに実在したある貴族が、そのモデルの一人だ」って言われていることくらいは、何かで読んだことがある。だから、この答えは、True だろうなって思って、そっちのエリアに行った。正解だった。
で、勝ったら、図書館の Jeopardy だったからか、prize (プライズ 賞品しょうひん)は、本だった。何冊かあって、好きなのを選ぶことができた。
その中に、この本があった。

オーディオブック(CD)
これは、僕の高校でだけじゃなくて、こっちのハイスクーラーたちの間で流行(はや)ってる本。だから、前から読もうって思ってた。で、すぐに、この本を選んだ。
そしたら、先生も、Jeopardy に参加してたお兄さん、お姉さんたちも、みんな、口々に、Good Choice! って言って、その選択(せんたく)をほめてくれた。もう読んでる人も多くて、「その本、最高におもしろかったよ~。」「おススメだよ~!」って言われたりした。
この本は、まあ、内容というか、書き方というか、テーマというか、とにかく、ムチャクチャにおもしろい本なのだが、それはさておき、ちょっと変わっているのが、footnote 脚注(きゃくちゅう)。結構、ちょこちょこ footnote 脚注(きゃくちゅう)がついてて、ちょっとした知識がつくようになってる。
たとえば、この本の1ページ目には、Eureka についての脚注(きゃくちゅう)がついてる。
Eureka Greek:I found it.
そう、これ偶然(ぐうぜん)なんだけど、この間、Eureka! で書いた話と同じ話が書かれてた(Eureka のことは、前、別のところで読んでて、この本を読んだときには、僕は、もう知ってた)。
1ページ目には、こんな風に書いてある。(Archimedes=アルキメデス)
As the water began to splash over his skinny but unmuscled stomach, he thought of Archimedes. When Colin was about four, he read a book about Archimedes, the Greek philosopher who'd discovered that volume could be measured by water displacement when he sat down in the bathtub. Upon making this discovery, Archimedes supposedly shouted "Eureka!" and then ran naked through the streets. The book said that many important discoveries contained a "Eureka moment." And even then, Colin very much wanted to have some important discoveries, so he asked his mom about it when she got home that evening.
"Mommy, am I ever going to have a Eureka moment?"
"Oh, sweetie," she said, taking his hand. "What's wrong?'
"I wanna have a Eureka moment," he said, the way another kid might have expressed longing for a Teenage Mutant Ninja Turtle.
She pressed the back of her hand to his cheek and smiled, her face so close to his that he could smell coffee and makeup. "Of course, Colin baby. Of course you will."
But mothers lie. It's in the job description.
ってな感じ。ここで、It's in the job description. って言うところが、すでにオモシロイ。
主人公の名前は、Colin (コリン) コリンは、数学オタクの prodigy 神童(しんどう)。4歳で、アルキメデスについての本を読んでたりするわけだ。
コリンは、どういうわけか、いつも、キャサリンって名前の娘が好きになる。で、次々と、ふられてしまう。すでに、19回もふられた。まだまだ記録はつづきそう。
19 Katherines and counting.....
When it comes to relationships, Colin Singleton's type is girls named Katherine. And when it comes to girls named Katherine, Colin is always getting dumped. Nineteen times, to be exact.
この本は、前、紹介した、Fitzgerald の The Great Gatsby

英語人のティーン・エージャー向けに書かれたものなんだけど、英語レベル的には、渋幕中(帰国)試験の合格レベルの生徒だったら、十分に読めるレベルの本です。僕が渋幕を受験した去年でも、楽に読めたと思う。

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Category: 英語学習
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