ケイトに日本語を教えてて気づいたこと

2013.03.08 Fri

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ケイトに日本語を教えてて気づいたこと

日本語レッスン、しっかり準備したせいか、うまくいきました。
前の話はコチラです。やったあ!デートの約束とりつけた!

もう少ししたら、沖縄から八木明人先生(空手の師匠ししょう)がいらっしゃいます。そこで、僕は、ケイトに、明人先生に話しかける日本語の文章を教えました。あいさつや自己紹介(じこしょうかい)のほかに、
明人先生ご本人に、明人先生主演の映画「黒帯」を見ましたよ!ということを伝えるには、何と言ったらいいのか
ってことを教えたのです。

できるだけ簡単(かんたん)に、ということで、
「明人先生の映画“黒帯”を見ました。」という文章を、ローマ字とひらがなで教えました。
(映画「黒帯」の話はコチラモントリオール世界映画祭「黒帯」(Black Belt)

会話では、「わたしは」という言葉を省略(しょうりゃく)することが多いってことと、「わたしは」という言葉を入れると、もとの文章は、

(1)「(わたしは)明人先生の映画“黒帯”を見ました。」という文章になるっていうことも教えました。言葉を一つずつ分解して教えたりもしました。

しかし、分解しながら教えてて、気がつきました。
(1)を、英語にそのまま訳すと、
(2)“I watched Akihito Sensei’s movie, Kuro obi.”
となりますが、(2)(1)の訳として教えるのは、すごくマズイです。
なぜなら、(1)(2)では、使い方の状況がちがうからです。

英語で、明人先生ご本人に向かって、“I watched Akihito Sensei’s movie, Kuro obi.”
と言うことは、100%ないです。
これ英語人常識。だから、明人先生ご本人に向かって話しかける言葉として(1)の日本語を教え、その訳を(2)だと教えてしまうと、英語人は混乱します。僕は半分くらい英語人でもあるから、混乱する英語人の気持ちもわかるのです。

英語では、(2)“I watched Akihito Sensei’s movie, Kuro obi.” という文章は、明人先生以外の人と話しているときにしか、使えない文章(Third Party のことを話してる表現)です。

英語で、明人先生ご本人に向かって言うときは、
(3)“I watched your movie, Kuro obi.” というように、your を使って言わなくちゃいけないです。

 
でも、この(3)を日本語にそのまま訳し直してみると、
(4)「(わたしは)あなたの映画“黒帯”を見ました。」
となるわけですが、これだと、「大先生」に向かって、「あなた」とか「あなたの」って言ってるわけで、日本語としては失礼な気がします。英語だったら、you や your でいいけど。

一つずつ分解して説明すると、説明できるところもあるけど、難しいところもあるなあって思いました。ふだん、どちらの言語も、考えないで使ってるんだけど、訳を考えたり、教えたりすると、考えないといけないことが多いなあって思いました。教えると、すごく勉強になります。

何か少しでもみなさんの参考になれば、と思います。

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Category: 日本の話・日本語学習・日本文化

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Re: タイトルなし

Ryo さんへ

> とても速い返事、そして役に立つアドバイスをありがとうございます。
> 早速やってみます^^ (今日からなので助かりました)
> まず相手の好きなことについて聞いてみようと思います。

お役に立ててよかったです。(^^)V
いろいろ慣れないことばかりだと思うけど、がんばってください!

Edit | 2013.04.18(Thu) 13:53:01

Ryo >>URL

とても速い返事、そして役に立つアドバイスをありがとうございます。
早速やってみます^^ (今日からなので助かりました)
まず相手の好きなことについて聞いてみようと思います。

Edit | 2013.04.17(Wed) 23:39:26

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Re: タイトルなし

Ryo さんへ

> 初めまして。
> いつも楽しくブログを読ませてもらっています。
> 僕はグレード8(日本では中学2年生)で、
> 今カナダのビクトリアに留学中のものです。
> まだ先月の中旬に来たばかりで、まだあまり英語が分からない
> のですが、社会の先生に『Can you teach me Japanese?』
> といわれ、断ることもできないので承認してしまいました。
> そこで、先生という立場の人にどのように、
> 何から日本語のことについて教えるべきかということについて
> 何かアドバイスをもらえたらうれしいです。

ブログをいつも読んでくれて、どうもありがとう!

すごくいい話!(^^)Y 日本語を教えることで、Ryoさんが英語を話す時間が増えるし。相手が先生といっても、心配いらない。すぐに、友達みたいなリラックスした雰囲気になると思うよ。

僕は、教える相手のニーズによって、教える内容を変えてる。相手のニーズにあわせるのが一番いい。(それと、相手の興味や趣味を聞いて、相手の好きな分野の話から入るのが、いいかもって思ってる。空手が好きな人は空手話題。映画が好きな人は映画話題・・・っていうふうに。)だから、先生がなぜ日本語を勉強したいと思っているのかや、どんな分野に興味があるのかを聞いてみるのもいいんじゃないかな。(もしかしたら、忍者が好きなのかもしれないし、空手が好きなのかもしれないし、日本車が好きなのかもしれないし。)特に、そういうのがないっていう場合は、ふつうに教えればいいと思う。

僕は、ほとんど日本語を知らなくて、基礎から習いたい人には、最初、「こんにちは」のようなあいさつから教えた。そして、相手の名前(「ぼくは、ジムです」とか、「ぼくのなまえは、ジムです」みたいなの)。数字。色。僕がフランス語を外国語として習ったときに勉強した順番を参考にした。

あと、早い段階で、「ひらがな」の表を教えるのもいい気がしてる。相手が先生だったら、なおのこと! そもそも書かないと覚えにくいし。最初は、ローマ字も教えるけど、英語の発音とローマ字の発音はちがう。だから、ローマ字で書いても、相手は、結構読めない(^^;)。(たとえば、「ひ」のつもりで、「hi」と書いたら、英語人は、「ハイ」というあいさつ語として読む。^^)それに、「ひらがな」「カタカナ」「漢字」を習うのは、とても楽しいみたいだよ。英語人にとって新しい経験だから。

「漢字」についてちょっと説明するときは、象形文字だってことがわかるような説明(木、林、森だとか、川だとかは、説明しやすいよね)をしてる。アルファベットは象形文字じゃないから、ビックリする。(^^)Y

まあ、僕も、試行錯誤してるところなのでこのへんで。
がんばってください!応援してます。

Edit | 2013.04.17(Wed) 22:52:42

Ryo >>URL

初めまして。
いつも楽しくブログを読ませてもらっています。
僕はグレード8(日本では中学2年生)で、
今カナダのビクトリアに留学中のものです。
まだ先月の中旬に来たばかりで、まだあまり英語が分からない
のですが、社会の先生に『Can you teach me Japanese?』
といわれ、断ることもできないので承認してしまいました。
そこで、先生という立場の人にどのように、
何から日本語のことについて教えるべきかということについて
何かアドバイスをもらえたらうれしいです。

Edit | 2013.04.17(Wed) 11:30:31

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Re: タイトルなし

yonish さんへ

おひさしぶりです!(^^)
長いコメント返信になってしまったので、本文の方に書き直しました!

> 頑張れ!!(いろんな意味で。笑)

はいっ! ありがとうございます。すごくはげみになります。
yonish さんも、がんばってください!v-411

Edit | 2013.03.10(Sun) 09:56:26

yonish >>URL

日本語だと、「明人先生」じゃなくて、「先生の映画、見ました」だけでも行けますよね。
「you」みたいな誰にでも使えるpronounの代わりに、「先生」っていう上下関係の入ったpronounを使う感じ…なのかな。。
礼儀とか上下関係を重んじる日本文化が入ってるってことですよね。

言語にも文化がしっかり反映されてるっていうのは面白いです!ヽ(´∀`)ノ


頑張れ!!(いろんな意味で。笑)

Edit | 2013.03.09(Sat) 23:39:09

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Re: タイトルなし

マリー さんへ

こんにちは! (^^)/

> 言葉って難しいですね(^_^;)

本当に、そうですね。

Edit | 2013.03.09(Sat) 01:18:23

マリー >>URL

こうやって順を踏んで説明されると、
そうそうって思えるのですが、
いざ自分で・・・となるとうまくいきません。
言葉って難しいですね(^_^;)

Edit | 2013.03.08(Fri) 18:33:56

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僕の本が出ました。いつも応援ありがとうございます。これからも頑張ります!「ザ・ギフティッド」  

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プロフィール

大川翔

Author:大川翔
2014年6月、14歳でカナダの公立高校卒業(数学は4学年:AP Calculus 評価5、他は3学年飛び級)。同年9月に大学入学。2015年1月、カナダ政府からカナダ総督アカデミック・メダル賞を受賞。同年4月、大学1年終了。2016年4月、大学2年修了。同年9月からは、大学3年生。

0歳から5歳まで日本の保育園で育ち、5歳半の時に、両親の仕事の都合でカナダに来ました。時々、日本に帰国してます。僕の『極楽カナダ生活』をブログに記そうと思います。

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