数学の助っ人仕事
2013.06.04 Tue



数学の助っ人仕事 (Student Aide)



数学教えて単位をゲット!のところにも書いたんだけど、僕のハイスクールには、「同級生達に教えることで単位がもらえる」という科目があります。助っ人仕事です。どうもこれは、僕のハイスクールだけじゃなくて、他のハイスクールでもよくある制度みたいです。特に数学で必要になる場合が多いかも。
カナダには、数学が苦手な生徒がたくさんいるような気がします(ムチャクチャ得意

数学ができない場合、物理でも困ると思うけど、物理は選択科目なので、数学が好きじゃない子は、物理を取らずに別の科目をとることができる。でも、数学からは、逃げることができない。必須(ひっす)科目だから。それで、数学を教えるのに、先生だけじゃ手が足りなくって、助っ人が必要になるってわけです。
数学の授業で助っ人が必要なのは、実は、小学校時代(算数)からです。小学校時代も助っ人ボランティアをやってました。こっちの小学校でやる算数は、日本の中学受験の勉強(Z会の難関コースなどをやりました)でやるのとは、かなりちがいます。でも、助っ人が必要な子がちょこちょこいました。
高校まで義務教育だし、数学10まで全員必死(ひっす)。おまけに、数学10はプロビンシャル・イグザム(州政府の統一試験)もあるので、数学が苦手な子は、ハイスクールでとても苦労します。
で、僕は、先生に言われて、去年の9月から、週に4コマ、Grade 8を教える助っ人をやってきました。公式な助っ人なので、ちゃんと単位認定されます。Grade 8には、知り合いや友達も多いし、同じ年だからやりやすいだろうってことで、4コマ、わりふられました。

それから少しして・・・あれは、2月ころだったかな・・・・・
数学の先生に、「おい、翔。今日は、この子(メアリ)を1対1で教えてくれ。」って言われて、クラス全体じゃなくて、メアリを1対1で教えました。
メアリはGrade 9。
おまけにメアリ


ドキドキしながら、がんばって教えました。

今、思うと、あれは、僕が年上の子をちゃんと教えられるかのチェックだったのかも・・・。

その後、春休みの後だったか、数学の先生に、「おい、翔。今日は、この子(ジャッキー)のTest Review(テストのまちがい直しや復習)をやってくれ。」って言われて、クラス全体じゃなくて、今度は、ジャッキーを教えました。
ジャッキーは、Grade 10。

大きなお姉さんでした。でも、メアリもジャッキーも僕が年下だってこと、気にしてないみたいだった。
そしたら、4月になって、

考えてみると、これって、少しずつ、昇進(しょうしん)したって感じなのかも。

Grade 10というのは、16歳くらいのお兄さん、お姉さん。身体もすっごくデッカクテ、まるで大人。僕はというと・・・日本人の13歳の平均くら いなので、かなり差がある。見た目「子供」の僕に教えられるとなると、見た目「大人」のお兄さん、お姉さんの心が傷つくんじゃないかって気がして

そしたら、5月になって、


Grade 10は、Mathのプロビンシャル・イグザムを6月末にひかえているので、苦手な生徒は、真っ青になって勉強しているところ。まさに、

で、僕、先月から、Grade 10のクラスも教え始めました。

感想? 意外(いがい)に、みんな、気にしてない気がする。たぶん、統一試験をひかえてて、それどころじゃないんだと思う。

ということで、「ネコの手」として、今、週に5コマ、教えてます


その分、自分のワークブロックが減るんだけど、まあ、何とかなると思います。

気分は、勝手ながら、







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Category: 算数と数学
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