カナダの高校(リニア制とセメスター制)

2015.01.13 Tue

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カナダの高校―リニア制とセメスター制
Linear System   v.s. Semester System

久しぶりの更新です。更新のない間も、たくさんの訪問、応援、拍手コメント、カギコメント、メッセージなどをいただき、感謝しています。どうもありがとうございます。

冬学期のターム2が始まり、2週目に入ったところ。今日は、カナダのアカデミック・イアーについてちょっと書いてみます(例外を言い出すといろいろあると思うけど、ざっくりとだいたいのところを書いてみます)。

日本のアカデミック・イアーは、4月に始まって3月に終わる。カナダは(っていうか、カナダの小学校と中学・高校は)、9月に始まって6月に終わるのが基本。この話は前にも書きました。今日は、そのつづきの話。

カナダのアカデミック・イアーには、リニア制とセメスター制がある(その他の制度もあるけど、省略)。リニア制は1年かけて勉強する制度で、セメスター制は1年を2つに分けて勉強する制度。

たとえば、高校の場合、1年に8科目勉強するのが基本なんだけど、リニア制では、1年間ずっとその8科目を同時並行して勉強する。セメスター制では、前半に4科目、後半に4科目というように分けて勉強する。みなさんだったら、どちらのやり方がやりやすいでしょうか?

リニアの場合、1年はさらに3つの学期に分かれている。1学期は9月から12月、2学期は1月から3月。3学期は4月から6月。でも、1学期→2学期→3学期と、勉強は同じ8科目を継続する。セメスターの場合、前半が9月から1月、後半が2月から6月。前半に勉強する4科目と、後半に勉強する4科目は、別の科目だ。

What is the difference between a semester and linear school?
In British Columbia, students normally complete eight courses per year. In a linear school, students begin all eight courses in September and complete them in June. In a semester school, students complete four courses from September to January, and then another four from February to June. Some students prefer linear schools while others prefer semester schools. Both systems provide an excellent learning experience.
sd41から)

僕の知る限り、カナダの小学校は全部リニア制。始まる時期が違うだけで、日本の小学校と同じ。

でも、カナダの中学・高校(セカンダリー・スクール。ハイスクールと呼ぶときもある。僕のプロビンスだと中学・高校一貫校)には、リニア制とセメスター制の二種類のタイプがある(さらに違う制度の学校のことは省略)。

だから、カナダの中学・高校に留学するときは、どちらのタイプが自分の好みか、考えておくといいと思う。

どちらも良い面と悪い面があると言われている。
リニア制だと、薄く長く多くの科目を同時に勉強する。それぞれの科目を忘れないでコツコツ勉強できるのが良い。その反面、一気に集中して勉強しにくいと言われる。1年間ずっと同じ8科目を同時に勉強するのが基本イメージだ。
セ メスター制だと、少ない科目を集中して勉強するのでギュッとまとめて勉強できるのが良い。その反面、進むスピードが速くて大変だとい う意見もある。同時に勉強するのは原則4科目だけど、その代わり、1年分を半年でやるイメージだ。

もともとは、カナダのハイスクールも、全てリニアだったらしい。セメスターの方がシステムとしては新しい。セメスターだと、ファイナル・イグザムの時期がずれるから(1月に4科目、6月に4科目)、リニア(6月に8科目ファイナル)より、生徒にとって負担が少ないということから始まったみたいだ。確かに、この点は、セメスター制の良いところだ。でも、セメスター制への批判も聞く。たとえば、数学のような積み重ね科目の場合、「半年集中して勉強して、次の半年全く勉強しない」というやり方で学びながら上の学年に進んでいくより、一年間通して毎日少しずつ勉強する方が身につきやすいから、リニアの方がいいんじゃないかという意見が出てきた。とはいうものの、セメスターだと少ない科目を集中して一気に勉強できるので、その科目のコツをつかみやすい、苦手科目を一気に挽回するチャンスがある、という反論もある。

まあ、最終的にどちらのタイプのハイスクールを選ぶのかは、好みの問題でもある。

留学するタイミングという意味では、セメスターの方がチャンスが多いかもしれない。セメスター制のハイスクールだと、年に2回(9月と2月)、新しく科目が始まる。だから、新しく入るのに、9月からと2月からの2回のチャンスがある。リニアの場合、新しく科目が始まるのは9月からの1回だけだ(たとえば2学期の最初である1月から入ると、講義は1学期の内容の続きになってるから、その科目の途中から入ることになる)。ちなみに、僕の通った高校は、リニア制の学校です。

で、大学はどうかというと、セメスター制をとってる。でも、高校のセメスターとはまたちょっと違う。またそのうち。それではまた。
つづきは、こちらカナダの大学のアカデミック・イヤー

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Category: 中学・高校

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Re: No title

よたろう さんへ

どうもありがとうございます! ブログにも書きました。


真由 さんへ

覚えています! どうもありがとうございます。

Edit | 2015.01.20(Tue) 14:57:37

真由 >>URL

覚えてないと思いますが、日本で保育園が同じだった者です(o^^o)

延長さんの時に一緒に遊んでいた大川翔くんがこんなに有名になっていてとても驚きました。笑

これからも頑張ってください
応援しています(o^^o)

Edit | 2015.01.19(Mon) 00:46:27

よたろう >>URL

18日に日曜日の午後9時から毎週ある人気番組番組「行列のできる法律相談所」のレギュラー弁護士 大渕愛子弁護士が今気になることで、翔君の本の表紙をバックに翔君のことを紹介していました。
寒い日が続いていると思いますが体に気を付けて頑張ってください。

Edit | 2015.01.18(Sun) 21:17:17

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僕の本が出ました。いつも応援ありがとうございます。これからも頑張ります!「ザ・ギフティッド」  

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プロフィール

大川翔

Author:大川翔
2014年6月、14歳でカナダの公立高校卒業(数学は4学年:AP Calculus 評価5、他は3学年飛び級)。同年9月に大学入学。2015年1月、カナダ政府からカナダ総督アカデミック・メダル賞を受賞。同年4月、大学1年終了。2016年4月、大学2年修了。同年9月からは、大学3年生。

0歳から5歳まで日本の保育園で育ち、5歳半の時に、両親の仕事の都合でカナダに来ました。時々、日本に帰国してます。僕の『極楽カナダ生活』をブログに記そうと思います。

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