ペニーよ、さらば!Good-bye penny!

2012.03.31 Sat

Good-bye penny!ペニーよ、さらば!

このニュース、日本でどのくらい知られているのかわからないんだけど、カナダではだいたいみんな知ってるニュースだと思う。“Good- bye penny” 「さよなら、ペニー」って話だ。

「Penny(ペニー)」っていうのは、女の子の名前でもある(実際、僕、カナダでペニーっていう名前の女の子、知ってる)。
だから、「さよなら、ペニー」って聞くと、なんか、ペニーっていう女の子にバイバイしているみたいに聞こえるかもしれない。

でも、これは、女の子のペニーの話じゃなくて、「カナダは、1セントのコインは、もうやめにします」っていう話だ。(pが大文字の場合であってもね)

新聞・テレビ・ネットのニュース・タイトル・・・いろいろあったよ。たとえば:
The death of penny     
Death of the Penny
Canada penny, now eliminated
Penny to be eliminated
Canadians say goodbye, or adieu, to the penny
Farewell Canadian Penny
Goodbye Canadian Pennies 
Good-bye penny
とまあ、いろいろな見出しがあった。大文字・小文字、単数・複数、カンマの有無(うむ)、ハイフンの有無などは、書いてあったとおりに引用したーそれぞれに理由があると思うから。


つまり、1セントのコインには、ニックネームがついてて、こっちでは、いつも、ペニーって呼んでる。
で、この1セントのコイン、つまり、「ペニー」は、日本の感覚だったら、たぶん、「1円玉」って感じなんだと思う。
一番、価値(かち)が低いコインだ。

カナダには、コインは、1セント、5セント、10セント、25セント、1ドル、そして2ドルって6種類ある。それぞれに、ニックネームがついている。

1セント=ペニー=penny
5セント=ニッケル=nickel
10セント=ダイム=dime
25セント=クォーター=quarter(1ドルの1/4だから)
1ドル=ルーニー=loonie(ルーンloon=Canadian gooseっていう鳥の絵が描かれてるから)
2ドル=トゥーニー=toonie

Good-bye penny(Global News)

penny_convert_20120331145704.jpg

There may still be pennies from heaven, but they won't be coming from the mint much longer. The humble one-cent piece is set to disappear from Canadian pockets, a victim of inflation.

Thursday's federal budget said the Royal Canadian Mint will strike the last of the little coins this fall. The budget says the cost of minting a penny has risen to 1.6 cents or $11 million a year. Its purchasing power has fallen to a 20th of its original value.

"Some Canadians consider the penny more of a nuisance than a useful coin," the budget documents said.
(Global Newsの3月29日記事から、一部引用いんよう)

感想(かんそう)
まず、最初の二行、とても上手な書き出しだなあって思った。

僕は、今、ふつうに書くんじゃなくって、人をひきつけるfancyな英文の書き方っていうのを、身につけたいなって思ってる。(渋幕の事前提出エッセイにも一行だけそういう文章を入れてみた。そしたら、やっぱり、面接ではそこを聞かれた。)

上のGlobal Newsだと、ここ
  
There may still be pennies from heaven, but they won't be coming from the mint much longer.

The humble one-cent piece is set to disappear from Canadian pockets, a victim of inflation.


おおざっぱな意味を書くと:

まあ、まだちょっとの間は、ペニーちゃんたちに会えるかもしれない。でも、新しい状態でっていうのは、もう長くは続かないよ。(mintミントには、ペパーミントのミントのほかに、「お金をつくるところ」っていう意味と、「真新しい」っていう意味がある。この場合は、the mintだから、Royal Canadian Mintを意味してると思うけど、heavenと比べたり、真新しいっていう意味をひっかけたりして、とても工夫した文章になってるって、思った。RCMミントからは、もうしばらくしたら、ペニーはやってこなくなるよっていう意味。)
この謙虚(けんきょ)な1セント玉くんは、カナダ人のポケットから消えることになったんだ。インフレの被害者(ひがいしゃ)としてね。


っていう感じに書かれている。
ちょっときどった書き方が、カッコイイなあって思った。

前から、このペニーをヤメにするか、それとも続けるか、議論になっていたらしい。

Royal Canadian Mint っていうのは、カナダのコインを作る会社で、カナダ政府が100%オーナーになってるみたい。

結局(けっきょく)、今年の秋を最後に、もうペニーは新しく作らないってことになった。1セントのコインを作るのに、1.6セントかかるらしい。つまり、今までも、1セント玉を作ると、赤字(あかじ)になってたってことだ。

Its purchasing power has fallen to a 20th of its original value.

それに、その価値(かち)-物を買う力-は、もともとに比べると、1/20に減(へ)ってしまったそうだ。

"Some Canadians consider the penny more of a nuisance than a
useful coin," the budget documents said.

たしかに、ペニーのことを、役に立つコインって考えないで、うざったいジャマなヤツだって思ってたカナダ人はけっこういただろうね。

でも、いざ、なくなるとなると、なんだかさみしい気もするんじゃないのかな?

日本で、もし、1円玉は、もうやめにしよう!ってことが決まったら、みんなどう感じるのかな? 
1円玉は、うざったいから、なしにしたいって思うのかな?
それとも、なくなったらさみしいって思うのかな?
あるいは、ついでに、物が、値上がりしちゃうのが、心配って気持ちかな?

こっちでも、いろいろ言われてるみたい。

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Re: タイトルなし

haykichi さんへ

こんにちは!

> このGlobal News の出だし、いいですね~。

でしょ、でしょ。。。僕も、そう思ったんだ。すごくコッてるなあって(^^)Y

>翔君の説明がついて、「なるほど~」と、よりわかりやすかったです。

うれしい!どうも、ありがとうございます!v-411

> 英語の新聞などを読んでいると、言葉の使い方が本当にうまいなぁ、と感じます。
> もちろん、日本語にも同じような使い方はあるけれど、英語では(特に母国語ではないので)一つの単語が持っている意味を理解していないと、「ただの文」になっちゃうんですよね。
> 特にヘディングは、シェイクスピアなどの有名なフレーズも知っていないと、まったく気にも留めないで読み流してしまうし。

うん。僕も読み流してるの多いと思う。それと、シェイクスピアのフレーズも、ラテン語のことわざが元になってたりするのも、あるみたいだ。わかる人にはわかるっていうことになっているんだろうねぇ(@@)
ふーっ。v-356 僕、知らないこといっぱい(^^)

> 私がイギリスでGCSEの英語を勉強した時に、出だしの文に十分気を付けるように言われたのを、ふと思い出しました。これから、もう少し注意しながら新聞を読んだり、文を書いたりしなくちゃ!と反省。おもしろいお話をありがとう!

うん。やっぱり、出だしの文は大事みたいですね。僕も、気をつけよう~っと。
コメントありがとうございます(^^)Y

Edit | 2012.04.02(Mon) 10:38:21

haykichi >>URL

このGlobal News の出だし、いいですね~。翔君の説明がついて、「なるほど~」と、よりわかりやすかったです。

英語の新聞などを読んでいると、言葉の使い方が本当にうまいなぁ、と感じます。
もちろん、日本語にも同じような使い方はあるけれど、英語では(特に母国語ではないので)一つの単語が持っている意味を理解していないと、「ただの文」になっちゃうんですよね。
特にヘディングは、シェイクスピアなどの有名なフレーズも知っていないと、まったく気にも留めないで読み流してしまうし。

私がイギリスでGCSEの英語を勉強した時に、出だしの文に十分気を付けるように言われたのを、ふと思い出しました。これから、もう少し注意しながら新聞を読んだり、文を書いたりしなくちゃ!と反省。おもしろいお話をありがとう!

Edit | 2012.04.02(Mon) 06:24:58

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Re: タイトルなし

おちたかしさんへ

はじめまして!

> カナダいいですね^^
> 自分もこれからアメリカの大学ン留学しますよー!^^

ブログ、拝見(はいけん)しました。(@@)
9月から、ワシントン大学なんですね。 UW? WSU?

スティーブジョブズのスピーチ、僕も、聞きました(^^)!
伝説のスピーチですもんね、あれ。

Edit | 2012.04.01(Sun) 13:13:31

おちたかし >>URL

カナダいいですね^^
自分もこれからアメリカの大学ン留学しますよー!^^

Edit | 2012.04.01(Sun) 10:50:54

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Re: タイトルなし

ロンドン子の母さんへ

> とうとうペニーとお別れすることになったんですね。 アメリカもいつかそんな日がくるかもしれません。 ただ、アメリカペニーには、アメリカ人に絶大な人気のリンカーン大統領がのってますから、反発が大きいと言われていますね。 

なるほどー(@@) 勉強になります。

> カナダが独立国であるとともに、イギリス連邦王国のひとつであるため、Royal Canadian Mint といいう表現も興味深いですね。 ロンドンに引っ越して、なんでも Royal がついていて、(例えば、郵便が Royal Mail)アメリカから来た私たちにとっては、面白いです。

そうなんですか。いろんなものに、Royalをつけてるですね。
郵便は、Royal Mailっていうのか(@@)。
こっちにも、ところどころに、女王様の写真がかざってあったりします。

> 翔くんのブログは、いつも「本当に12歳?」と想うほど、知識、英語、日本語の表現力がすばらしく、親にとっては「理想の息子」です。  

わああ(^^) どうも、ありがとうございます!
すごく嬉しいです!v-411

Edit | 2012.04.01(Sun) 05:30:55

ロンドン子の母 >>URL

とうとうペニーとお別れすることになったんですね。 アメリカもいつかそんな日がくるかもしれません。 ただ、アメリカペニーには、アメリカ人に絶大な人気のリンカーン大統領がのってますから、反発が大きいと言われていますね。 

カナダが独立国であるとともに、イギリス連邦王国のひとつであるため、Royak Canadian Mint といいう表現も興味深いですね。 ロンドンに引っ越して、なんでも Royal がついていて、(例えば、郵便が Royal Mail)アメリカから来た私たちにとっては、面白いです。

翔くんのブログは、いつも「本当に12歳?」と想うほど、知識、英語、日本語の表現力がすばらしく、親にとっては「理想の息子」です。  

Edit | 2012.03.31(Sat) 18:00:04

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僕の本が出ました。いつも応援ありがとうございます。これからも頑張ります!「ザ・ギフティッド」  

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プロフィール

大川翔

Author:大川翔
2014年6月、14歳でカナダの公立高校卒業(数学は4学年:AP Calculus 評価5、他は3学年飛び級)。同年9月に大学入学。2015年1月、カナダ政府からカナダ総督アカデミック・メダル賞を受賞。同年4月、大学1年終了。2016年4月、大学2年修了。同年9月からは、大学3年生。

0歳から5歳まで日本の保育園で育ち、5歳半の時に、両親の仕事の都合でカナダに来ました。時々、日本に帰国してます。僕の『極楽カナダ生活』をブログに記そうと思います。

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