サンタ先生、UBCの学長に
2016.06.14 Tue



サンタ先生、UBCの学長に!
最新の話題。
僕の大学(University of British Columbia, UBC)の学長先生に、Dr. Santa Ono (サンタ・オノ先生)がなることになった(今年の8月15日から)。Dr. Gupta(グプタ先生-僕が1年のときの学長先生)は、こちら。

Dr. Santa Ono(サンタ・オノ先生)は、日系(親は愛知県の人みたい)のカナダ人&アメリカ人。
1962年に、カナダ・バンクーバーで生まれ、それから、アメリカで育った。Bachelor's degree(Biological Sciences) はアメリカのシカゴ大学(University of Chicago)で、PhD(Experimental Medicine)はカナダのマギル大学(McGill University)で取得。Johns Hopkins University、Harvard University 、University College London 、Emory Universityで教授になり研究したり教えたりして、その後、University of Cincinnati (アメリカ・オハイオ州の大学)の学長先生になった。LinkedInによると、Honorary Consul of Japan (Government of Japan and US State Department) でもある。
ツイッターを活発に使う先生としても有名でフォロワーは、7万3000人以上!
University of Cincinnatiでの学長時代、自分のボーナスや給料のアップは断り、また去年は、200,000ドルのボーナスを、スカラシップなどで配ったっていう記事を読んだ。first-generation college studentsのサポートプログラムへも。まさに、Santa(サンタ)の名前にふさわしい。
Santa(サンタ)という名前は、すごく覚えやすい。サンタクロース(Santa Claus)以外に、サンタという名前の人がいたとは知らなかった。この名前のことは、やっぱりよく聞かれるみたいで、パーティでのice-breakerになるそうだ。
お父さんは、数学者のDr. Takashi Ono(タカシ・オノ 小野孝先生)。お父さんも、ものすごい人みたいだ。

三人兄弟。上から名前は、Momoro(モモロー)、Santa(サンタ)、Ken(ケン)。親だけじゃなくて、三人兄弟みんな大学教授。
Ono and his brother are named after characters in Japanese folk stories, but his father removed a few letters from each. “My father, being a mathematician, likes to add and subtract,” Ono said. His brother’s name is Momoro, after Momotaro, a folklore hero known as a “peach boy” because he was found by a childless couple inside a peach bobbing down a river. When Ono was born, his father decided to name him after a samurai character, Santaro. “He removed the ‘r’ and ‘o’ from Santaro, and it became Santa, not knowing that he was setting me up for a lifetime of ridicule from October to December,” Ono said.
(Vancouver Sunから) (サンタ先生は、11月23日生まれらしい)
モモローは、「ももたろう」から、「た」をぬいて「ももろう」にした。桃太郎は僕でも知ってる話だ。サンタは、「さんたろう」から、「ろう」をぬいたって話なんだけど、「さんたろう」っていうサムライ、いたっけ???って思った。
調べてみた。
1957年に次郎長意外伝-三太郎 (関連:大学の侍たち 1957年公開)というようなタイトルの映画が日本であったみたいだ。サンタ先生は、1962年生まれ。お父さんのオノ・タカシ先生は、1958年に名古屋大学でPhDを取ってて、アメリカの研究機関に招待されてアメリカへ渡ったのはその後。だからタカシ先生は、1957年には名古屋にいて、三太郎の映画を見てた可能性がある。英語人からしたら、サンタ先生は、Santa Clause(サンタクロース)からきてる感じがするけど、実は、日本映画の三太郎(さんたろう)からきてるのかもしれない。三太郎ってサムライ、どんな人だったのかな?(三太郎って名前が出てくる民話は日本に複数あるみたいだ。また、英語で書かれた日本の民話にSantaroの名前が出てきているのも見つけた。でも、それらのどれがもとになっているのかはちょっとわからない。)
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Category: 大学生活
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Comment
翔 >>URL
No title
チョコ さん へ
ネタになりそうな名前ですよね~。
ちょっぴり誇らしい気持ち、僕もわかります。(^^*)
チーズ さん へ
文具については、僕の体験について、本に書きました。母さんの本の中のコラムで。「良い道具は勉強に欠かせない相棒」というコラム。統計的なことは知りません。
小学校時代は、英語を書くときはアメリカの鉛筆を使い、日本語を書くときは日本の鉛筆と日本の消しゴムを使っていました。
高校・大学では、ほとんど日本のペンを使っています。
ネタになりそうな名前ですよね~。
ちょっぴり誇らしい気持ち、僕もわかります。(^^*)
チーズ さん へ
文具については、僕の体験について、本に書きました。母さんの本の中のコラムで。「良い道具は勉強に欠かせない相棒」というコラム。統計的なことは知りません。
小学校時代は、英語を書くときはアメリカの鉛筆を使い、日本語を書くときは日本の鉛筆と日本の消しゴムを使っていました。
高校・大学では、ほとんど日本のペンを使っています。
Edit | 2016.07.05(Tue) 11:19:23
チーズ >>URL
カナダの文房具事情について
翔さん
いつも楽しくブログを読ませていただいています!
話題が変わるのですがカナダの文房具事情について教えていただきたいです。
日本では、シャーペン1つにしろ和多くの種類があり、それぞれに様々な機能が付いています。
カナダでは日本みたいに見た目も楽しく、性能もいい文房具は売られてるのでしょうか?
また1人あたり文房具にどれだけのお金をかけるのでしょうか?
いつも楽しくブログを読ませていただいています!
話題が変わるのですがカナダの文房具事情について教えていただきたいです。
日本では、シャーペン1つにしろ和多くの種類があり、それぞれに様々な機能が付いています。
カナダでは日本みたいに見た目も楽しく、性能もいい文房具は売られてるのでしょうか?
また1人あたり文房具にどれだけのお金をかけるのでしょうか?
Edit | 2016.06.15(Wed) 14:34:42
チョコ >>URL
私もその記事読みました^^
サンタさん、日本でもちょっとネタになりそうな名前ですよね。私も同様に「三太郎なんてお話あったっけ?」と疑問に思いましたが、映画だったんですね。
ちなみに私は愛知県出身なので、ちょっぴり誇らしく思ってしまいました(*´▽`*)
日系であることだけでなく、非常にすばらしい学長になりそうで今後が楽しみですね〜!
ちなみに私は愛知県出身なので、ちょっぴり誇らしく思ってしまいました(*´▽`*)
日系であることだけでなく、非常にすばらしい学長になりそうで今後が楽しみですね〜!
Edit | 2016.06.15(Wed) 10:26:36